神奈川県川崎競馬組合は2022年度(13開催、64日間)の馬券などの年間売得金(売り上げから返還金を除いたもの)が初めて1千億円を突破し、過去最高を更新したと発表した。今月3日で本年度の開催を終えた。
14日の発表によると、本年度の売得金は、約1063億2700万円(前年度比9・4%増)で、12年度以降11年連続で増え、17年度からは6年続けて過去最高を更新している。
同組合によると、新型コロナウイルスの影響で競馬場に足を運ぶことができなかったが、その一方で浸透した「インターネット投票」の好調が続いた。22年度の売得金に占める在宅投票の割合は、約88%の約935億2600万円(同6・2%増)となった。