旧優生保護法のもと、不妊手術を強制された人たちが国に賠償を求めていた裁判で、大阪高裁は1審判決を破棄し、国に賠償を命じた。
【映像】「こんなばかな法律は二度と作ってほしくない」と話す原告 聴覚障害のある夫婦ら5人は、旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたのは憲法違反だとして、国に賠償を求めていた。 大阪高裁は23日の判決で、「賠償請求できる権利は消滅していない」として、訴えを退けた1審判決を破棄し、国にあわせて4950万円の賠償を支払うよう命じた。「(いい判決を出していただいて)本当に嬉しかったです」「差別を受けていたことを改めてわかってほしい。こんなばかな法律は二度と作ってほしくない」(原告) 厚労省は、「関係省庁と協議した上で、適切に対応したい」としている。(ANNニュース)
聴覚障害のある夫婦ら5人は、旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたのは憲法違反だとして、国に賠償を求めていた。
大阪高裁は23日の判決で、「賠償請求できる権利は消滅していない」として、訴えを退けた1審判決を破棄し、国にあわせて4950万円の賠償を支払うよう命じた。
「(いい判決を出していただいて)本当に嬉しかったです」「差別を受けていたことを改めてわかってほしい。こんなばかな法律は二度と作ってほしくない」(原告)
厚労省は、「関係省庁と協議した上で、適切に対応したい」としている。(ANNニュース)