京都市北区の立命館大3年だった浜野日菜子さん(当時21歳)が毒性の強いタリウムの摂取で死亡した事件で、大阪地検は24日、浜野さんの知人だった宮本一希容疑者(37)=京都市左京区=を殺人の罪で起訴した。宮本被告は大阪府警に逮捕されて以降、黙秘を続けているとされる。この日が勾留期限だった。
スマホに「タリウム」検索履歴 容疑者、事件当日に複数回 浜野さんはアルバイト先で、イベント企画会社を経営する宮本被告と知り合ったとされる。

府警によると、浜野さんは2022年10月12日未明、自宅マンションで宮本被告と酒を飲み始めて間もなく体調が急変したとみられる。この頃にタリウムを何らかの方法で摂取させられたとされ、搬送された大阪府内の病院で3日後に死亡した。 捜査関係者によると、府警が浜野さんが入院中に採取した尿や吐き出した吐しゃ物を鑑定した結果、致死量に達するタリウムが検出されたことが分かっている。【郡悠介、洪香】
浜野さんはアルバイト先で、イベント企画会社を経営する宮本被告と知り合ったとされる。
府警によると、浜野さんは2022年10月12日未明、自宅マンションで宮本被告と酒を飲み始めて間もなく体調が急変したとみられる。この頃にタリウムを何らかの方法で摂取させられたとされ、搬送された大阪府内の病院で3日後に死亡した。
捜査関係者によると、府警が浜野さんが入院中に採取した尿や吐き出した吐しゃ物を鑑定した結果、致死量に達するタリウムが検出されたことが分かっている。【郡悠介、洪香】