神奈川県横須賀市立走水(はしりみず)小学校(児童数46人)の6年生の児童14人のアイデアから生まれた、湧き水を使ったペットボトル入りの飲料用水が完成した。地域の良さを再発見する取り組みで、近く販売される。
社員6人の出版社「出版不況って言うのをやめよう」 湧き水は、同市走水の走水水源地公園の水。この水は、1876(明治9)年、フランス人技師、ヴェルニーが横須賀造船所の用水として使用した歴史があり、市の水道施設発祥の地とされる。水は「中硬水」に分類されミネラル分を多く含み、市内唯一の水源地として水道水として利用される一方、公園の駐車場に設置された蛇口から浄水を飲むこともでき、人気がある。

児童は担任の大浜幹也教諭と共に昨秋から「地域の魅力を知ってもらおう」と商品化に取り組んだ。市上下水道局から湧き水の使用許可を取って埼玉県秩父市の業者に4トン採取してもらい、500ミリリットルのペットボトルを6000本製造。ペットボトルのラベルには「おいしい 走水の水」の商品名と共に、児童が地域の良いところを色で表したカラフルな14色のデザインを施した。 市内の業者を通して市役所内のコンビニエンスストアや横須賀美術館、学校近くの飲食店などで近く1本120円(税込み)で販売される予定という。 中川幸太校長は「地域の自慢の水が、子供たちを応援してくれた大人の協力で出来上がった。反響も大きく、是非、手にしてほしい」と話している。【橋本利昭】
湧き水は、同市走水の走水水源地公園の水。この水は、1876(明治9)年、フランス人技師、ヴェルニーが横須賀造船所の用水として使用した歴史があり、市の水道施設発祥の地とされる。水は「中硬水」に分類されミネラル分を多く含み、市内唯一の水源地として水道水として利用される一方、公園の駐車場に設置された蛇口から浄水を飲むこともでき、人気がある。
児童は担任の大浜幹也教諭と共に昨秋から「地域の魅力を知ってもらおう」と商品化に取り組んだ。市上下水道局から湧き水の使用許可を取って埼玉県秩父市の業者に4トン採取してもらい、500ミリリットルのペットボトルを6000本製造。ペットボトルのラベルには「おいしい 走水の水」の商品名と共に、児童が地域の良いところを色で表したカラフルな14色のデザインを施した。
市内の業者を通して市役所内のコンビニエンスストアや横須賀美術館、学校近くの飲食店などで近く1本120円(税込み)で販売される予定という。
中川幸太校長は「地域の自慢の水が、子供たちを応援してくれた大人の協力で出来上がった。反響も大きく、是非、手にしてほしい」と話している。【橋本利昭】