同居家族が新型コロナウイルスに感染したとうその報告をし、特別休暇を不正に取得したとして、奈良県は6日、幹線街路整備事務所の男性主査(55)を減給2カ月(10分の1)の懲戒処分にした。
「コロナ陽性頂きました」半日後、仲間は亡くなった 県人事課によると、主査は2022年10月、発熱した妻が新型コロナに感染したかどうかを検査で調べていると上司に伝え、自身は濃厚接触者の疑いがあるとして自宅待機した。妻は翌日に陰性と判明したが、上司には陽性だったと虚偽報告し、4日間の特別休暇を取得した。

しかし、妻の陽性を証明する書類などを提出しなかったため、上司が問い詰めたところ、主査は報告はうそだったと認めた。主査は「妻が私にうそをついた」とも話したが、それも虚偽で、妻は陰性だったと主査に知らせていた。 主査は同課の調査に、妻が陰性だと、自宅待機の日が無給の欠勤扱いになると勘違いし、有給の特別休暇になるよう虚偽報告をしたと釈明。「ばかなことをして申し訳ない」と反省しているという。【久保聡】
県人事課によると、主査は2022年10月、発熱した妻が新型コロナに感染したかどうかを検査で調べていると上司に伝え、自身は濃厚接触者の疑いがあるとして自宅待機した。妻は翌日に陰性と判明したが、上司には陽性だったと虚偽報告し、4日間の特別休暇を取得した。
しかし、妻の陽性を証明する書類などを提出しなかったため、上司が問い詰めたところ、主査は報告はうそだったと認めた。主査は「妻が私にうそをついた」とも話したが、それも虚偽で、妻は陰性だったと主査に知らせていた。
主査は同課の調査に、妻が陰性だと、自宅待機の日が無給の欠勤扱いになると勘違いし、有給の特別休暇になるよう虚偽報告をしたと釈明。「ばかなことをして申し訳ない」と反省しているという。【久保聡】