SNS上で多数のフォロワーを持ち、発信力が高い「インフルエンサー」の女性9人が東京国税局の税務調査を受け、2021年までの6年間で計約3億円の申告漏れを指摘されたことが8日、関係者への取材で分かった。
9人は加算税を含め、所得税など計約8500万円を追徴課税されたもようだ。
関係者によると、申告漏れを指摘された9人は首都圏などに在住し、ユーチューブやインスタグラムで数千~数十万人規模のフォロワーがいる女性。多くが30代で、特定の企業が販売している化粧品などをSNS上で推奨し、報酬を受け取っていたという。