「闇バイト」の応募者にスマートフォンを契約するよう求め、それを有償で譲り受けたなどとして、埼玉県警は8日、いずれも職業不詳の大阪市北区太融寺町、村田樹(23)と東京都中野区鷺宮1、渋川友里恵(28)の両容疑者を携帯電話不正利用防止法違反容疑で逮捕したと発表した。譲り受けたスマホは犯罪グループなどに転売された可能性がある。
【写真】闇バイトに手を染めた青年、事件直後に書いた手紙 2人の逮捕容疑は2022年4月ごろ、通信事業者の承諾を得ずに、報酬を払って契約者からスマホ計12台を譲り受けたなどとしている。

捜査関係者によると、2人はSNS(ネット交流サービス)上で「副業で収入が得られる」などとバイトを勧誘。書き込みを見て応募してきた人に自らの名義でスマホを契約するよう指示していたとされる。契約後に別の人物がスマホを受け取って転売先に送っていたとみられる。県警はスマホが他の犯罪に利用された疑いがあるとみて調べる。 バイトには数百人が応募し、一度に数店舗の販売店を回って複数のスマホを契約した人もいたという。転売の際、マージンを上乗せして利益を得ていたとみられている。県警が別の事件の捜査をしている過程で今回の事件を把握した。【平本絢子、山崎恵利花】
2人の逮捕容疑は2022年4月ごろ、通信事業者の承諾を得ずに、報酬を払って契約者からスマホ計12台を譲り受けたなどとしている。
捜査関係者によると、2人はSNS(ネット交流サービス)上で「副業で収入が得られる」などとバイトを勧誘。書き込みを見て応募してきた人に自らの名義でスマホを契約するよう指示していたとされる。契約後に別の人物がスマホを受け取って転売先に送っていたとみられる。県警はスマホが他の犯罪に利用された疑いがあるとみて調べる。
バイトには数百人が応募し、一度に数店舗の販売店を回って複数のスマホを契約した人もいたという。転売の際、マージンを上乗せして利益を得ていたとみられている。県警が別の事件の捜査をしている過程で今回の事件を把握した。【平本絢子、山崎恵利花】