NHK党の立花孝志党首がまた奇策に出た。ガーシーが8日の陳謝の場に設定された本会議を欠席したことで、立花氏は「ガーシーが登院すると約束したが、ほごにされた」と話し、国会を混乱させた責任を取って、党首辞任を発表した。
さらに4月の統一地方選で大々的に展開する準備を進めていた「政治家女子48党」に党名を変更し、後任の党首には同48党メンバーの大津綾香氏(30)を抜擢した。
党の顔であった立花氏が党首の座から降りることで、支援者からは「NHK党は終わる」との声も飛んだが、立花氏は一蹴する。
今後、ガーシーを巡る処分がニュースに流れる際には「NHK党のガーシー」ではなく、「政治家女子48党のガーシー」となることで知名度アップにつながると見込んでの党名変更で、自身も党首の座は退くものの事務局長として、裏方に回り、ブレーンや金庫番としての役割は変わらない。
一方、国政政党の党首に就任し、爛轡鵐妊譽薀ール瓩箸覆辰紳臘纏瓩睥花氏に負けないタフなハートの持ち主だ。
小学生の時は子役として活動し、池上彰氏が父親役の「週刊こどもニュース」(NHK)で3年間、娘役を務めた過去がある。現在は一級建築士事務所に勤務する建築デザイナーで、昨年末に政治家女子48党に応募し、目黒区議選での公認を得たばかりだが、党首の打診に二つ返事で引き受けた。
猊秧騰瓩涼咯綮瓩謀渕鵑力辰鯤鷙陲靴燭箸海蹇屬發里垢瓦驚かれていた。『話題づくりに利用されるな』と言われた」と池上氏との話をおくびにも出さずに披露。政治の世界に足を踏み入れてか3か月しかたっていないものの度胸は満点だ。
前日までガーシーを巡って、立花氏やガーシーの事務所にはクレームが殺到していたというが、この日はほとんどなくなったという。ガーシー騒動を逆手にとって、党勢拡大につなげたい考えだ。