さいたま市大宮区の県道交差点内をバイクで暴走したとして、埼玉県警は25日、上尾市の外壁工少年(17)とさいたま市見沼区の建設作業員少年(16)、越谷市の職業不詳の男(19)の3人を道路交通法違反(共同危険行為など)の疑いで逮捕した。
調べに対して容疑を認め、「パト鬼(パトカーと鬼ごっこ)をするためにやった」などと話しているという。
発表によると、3人は昨年10月31日午前4時6分頃~13分頃の間、仲間5人とともに50~125ccのスクーター型バイク4台に乗り、さいたま新都心エリアの交差点内で旋回や急停止といった暴走行為をした疑い。
直後に16歳の少年が運転するバイクが軽乗用車に追突される事故があり、その捜査の過程で容疑が判明した。この少年は鎖骨を折る重傷を負った。
仲間のうち、バイクの後ろに乗っていた男女4人は補導され、運転した少年1人については、県警が任意で事情を聞いている。