政府の個人情報保護委員会は11日、破産者らの名前や住所を地図上に表示しているサイトの運営者を個人情報保護法違反の疑いで、初めて刑事告発した。
発表によると、同委は昨年7月、運営者に対し、同法に基づいて個人情報の掲載を停止するよう勧告し、同11月には命令を出したが、運営者はこれに応じなかった。同委は、運営者の身元を特定できていないとして、容疑者不詳のまま警視庁に告発した。