「金の切れ目が縁の切れ目」とはよく聞く言葉だが、親しい仲だからこそお金の貸し借りには慎重にならなくてはいけない。「友人と絶縁した人」をテーマにした体験談の募集に、愛知県に住む50代前半の女性が
「友人に貸したお金がなかなか返してもらえなかった事」
と絶縁の原因を明かした。数年前、それがもとで「私から縁を切りました」と女性は語る。(文:okei)
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG
その友人はずっと夫婦関係がうまくいっておらず、相談に乗ってはいたという。「子どもを連れて家を出る準備をしているのも聞いていた」が、女性は思いがけない頼みごとをされてしまう。「いざ(家を)出る数日前に『◯十万円を同居していた義父に返さないと出ていけないから貸してほしい、そのお金が無いと私はもう子どもたち置いて死ぬしか無い』と」「本当に死ぬ勢いにみえたんですね。憔悴してたし。『すぐ返すあてもあるから何とか……』と夜中に何時間も泣きながら話され。こんな事は私にしか頼めないと言われ。結局家を出る当日に貸しました」女性は金額を明かしていないが、数十万円となると大抵の人にとっては大金だ。しかも実は「こちらも同じくシングルマザーだったので、余裕も無く本当は大変だったんですね。すぐ返してもらえるならと貯蓄の8割くらいを貸してしまったことを後悔しても時すでに遅しで」と当時の焦燥感を打ち明けた。案の定、なかなか返してもらえなかったようだ。「彼女はもともと金銭的に困らない稼ぎの良い旦那と、自分も華やかな仕事をしていたので金銭感覚は違ってました。期日を決めてはいたけど、その都度返済が遅れてる言い訳とかもひどくてこちらから『会いたい』と言っても会ってくれず。『家まで行く』と言っても断られ」「自分が大変な時は夜中でも私に会いに来たのに。パッタリ会えなくなり」と女性にとって辛い状況が続いた。結局、「そのあと、回収するまでに半年」かかったそうだ。「私もしつこく連絡とり続けましたが、誠意の無い対応が続いていたので回収が終わって以降は縁を切りました。立場は違うけど同じ境遇と思い、情にほだされた自分にも反省しつつ。今思うと死ぬような弱い女性ではなかったな……と」最初から返す気があったのか疑ってしまうときもあっただろう。友人の不誠実な態度は他人に対してだけではなかったようで「最近は子どものバイト代からもお金を借りていたようですが返してなかったようで、当時は一緒に家をでた長男も父側の家に黙って出ていったようです」と友人の風聞を明かした女性。「どんなに仲良しでもお金の貸し借りはダメですね」と教訓を綴った。
その友人はずっと夫婦関係がうまくいっておらず、相談に乗ってはいたという。「子どもを連れて家を出る準備をしているのも聞いていた」が、女性は思いがけない頼みごとをされてしまう。
「いざ(家を)出る数日前に『◯十万円を同居していた義父に返さないと出ていけないから貸してほしい、そのお金が無いと私はもう子どもたち置いて死ぬしか無い』と」
「本当に死ぬ勢いにみえたんですね。憔悴してたし。『すぐ返すあてもあるから何とか……』と夜中に何時間も泣きながら話され。こんな事は私にしか頼めないと言われ。結局家を出る当日に貸しました」
女性は金額を明かしていないが、数十万円となると大抵の人にとっては大金だ。しかも実は
「こちらも同じくシングルマザーだったので、余裕も無く本当は大変だったんですね。すぐ返してもらえるならと貯蓄の8割くらいを貸してしまったことを後悔しても時すでに遅しで」
と当時の焦燥感を打ち明けた。案の定、なかなか返してもらえなかったようだ。
「彼女はもともと金銭的に困らない稼ぎの良い旦那と、自分も華やかな仕事をしていたので金銭感覚は違ってました。期日を決めてはいたけど、その都度返済が遅れてる言い訳とかもひどくてこちらから『会いたい』と言っても会ってくれず。『家まで行く』と言っても断られ」
「自分が大変な時は夜中でも私に会いに来たのに。パッタリ会えなくなり」
と女性にとって辛い状況が続いた。結局、「そのあと、回収するまでに半年」かかったそうだ。
「私もしつこく連絡とり続けましたが、誠意の無い対応が続いていたので回収が終わって以降は縁を切りました。立場は違うけど同じ境遇と思い、情にほだされた自分にも反省しつつ。今思うと死ぬような弱い女性ではなかったな……と」
最初から返す気があったのか疑ってしまうときもあっただろう。友人の不誠実な態度は他人に対してだけではなかったようで
「最近は子どものバイト代からもお金を借りていたようですが返してなかったようで、当時は一緒に家をでた長男も父側の家に黙って出ていったようです」
と友人の風聞を明かした女性。「どんなに仲良しでもお金の貸し借りはダメですね」と教訓を綴った。