部下にパワーハラスメントを行ったなどとして、福島県人事課は26日、公立大学法人に派遣中の50歳代の男性管理職員を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にした。
発表によると、職員は2021年5月頃~22年4月、部下3人に対し、仕事の失敗をばかにしたり、業務の打ち合わせに参加させなかったりした。また、21年7月~22年4月、出勤日の半数程度を遅刻した上、虚偽の記録をつけて始業時刻前に出勤したよう装っていた。
職員は聞き取りに、「感情的ないらだちを抑えられず、厳しく叱責(しっせき)してしまった。職場で一番上の立場で、少しぐらい遅れてもいいと思い込んでいた」と話しているという。