鹿児島県薩摩川内市役所の女子トイレで盗撮したとして、40代の男性職員が27日、停職6か月の懲戒処分となりました。職員は依願退職しました。
停職6か月の懲戒処分となり、依願退職したのは薩摩川内市の40代の男性主任です。
男性主任は、ことし7月20日、市役所本庁舎の女子トイレに小型カメラを設置し、盗撮したものです。その日のうちに女性職員が小型カメラに気付き発覚しました。
主任は盗撮を認め、10月に書類送検され、市が謝罪会見を開いていました。
その後、主任は建造物侵入と県の不安防止条例違反の罪で今月14日、川内簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けました。主任はすでに罰金を支払ったということです。
薩摩川内市の田中良二市長は改めて「公務員としての信用を著しく失墜する行為で二度とこのようなことが発生しないよう信頼回復に全力で取り組む」とコメントしています。
(2022/12/27 10:55)