警視庁が複数の著名人に中傷や脅迫に及んだ疑いがあるとして、ガーシー(東谷義和氏=51)に任意の事情聴取を要請していたことが27日判明。NHK党の立花孝志党首(55)が緊急で自身のユーチューブチャンネルで見解を配信した。
捜査関係者によれば、ガーシーがネット上で複数の著名人を脅迫するなどした疑いで、警視庁に告訴状が出され、捜査を進めていた。ガーシー本人から事実関係を確認する必要があるとして、ガーシーの代理人弁護士に24日に協力を求めたという。
この動きを事前に想定していた立花氏は改めて、「ガーシーには芸能界と政治家、大金持ちの癒着関係を暴いてほしい。悪にしか暴けない悪がある。ずっと選挙の時から言ってきた。ガーシーが正義の人で、言われている人が悪ではなく、ガーシーも悪。でも言われている人も悪だよねと言っている」とガーシーの役割を強調した。 告訴状を提出した複数の著名人については立花氏は現時点で判明していないとしつつもガーシーが攻撃していた複数のユーチューバーと推測し、「ガーシーはやり過ぎたと思う」と指摘した。
現在、ドバイに滞在するガーシーは来年の通常国会で帰国する意思を示していたが、立花氏は「BTS詐欺に関しては大丈夫だと思っていた。ガーシーは日本に帰れる期待はあったかもしれないが、この報道で日本に戻ろうと思わない」と捜査の手が及ぶことで、ガーシーは帰国することはないとも予想した。
立花氏は「常識とは全くかけ離れたことを言っていて、私やガーシーの考え方を理解してくれというつもりはない。ただ、日本の闇、テレビ局、芸能界、政治の世界、大金持ちの既得権をぶっ壊すために選挙に出てくれとお願いした。不当な権力にガーシーとともに戦っていく」と今後も暴露していくスタイルを変えていくことはないとした。