岸田文雄首相は27日夜のBS-TBS番組で、防衛費増額に伴う増税を始める前に衆院解散・総選挙に踏み切る考えを示した。
「スタートの時期はこれから決定するが、それまでには選挙はある」と語った。
増税の開始は令和6年から9年までの「適切な時期」と説明。衆院議員任期が満了する7年10月より前に開始する場合、任期満了を待たずに衆院解散するという意味になり、その衆院選では後に控える増税が争点になる公算が大きい。
自民党の萩生田光一政調会長も増税前に国民に信を問う必要があるとの認識を示していた。