マンハッタン暮らしを謳歌する小室圭さん(31)と眞子さん(30)に、運命の日が迫っている。3度目の挑戦となった司法試験の合否が、今月中にも明らかになるという。一方で秋篠宮さまは先日、晴れてご新居が完成。が、その「出費」を疑問視する声も聞かれて――。
***
【写真】自由の国・アメリカでリラックスした様子の「眞子さん」 ピンクの“チラ見せ”でラフな着こなし 10月1日は、皇室にとって節目と言うべき日だった。「天皇皇后両陛下が、とちぎ国体の開会式に出席されました。コロナの感染状況を勘案して日帰りとなり、往復ともお車という強行軍ではありましたが、両陛下が東京以外へお出ましになるのは2020年1月、埼玉に行幸啓なさって以来のこと。会場の『カンセキスタジアムとちぎ』では、選手団の入場や県民によるダンス演技に拍手を送られていました」(宮内庁担当記者)

両陛下は今月下旬にも「国民文化祭」、そして来月には「全国豊かな海づくり大会」の開会式に出席なさるため、それぞれ泊まりがけで沖縄と兵庫を訪ねられるご予定。検診で前立腺に懸念が生じた陛下が近くMRI検査をされる心配事はあるものの、行幸啓も本格化し、令和皇室はいよいよ再始動を迎えたわけだ。秋篠宮ご夫妻無理のある説明 一方、天皇家に先んじて地方へお出ましされてきた秋篠宮家もまた、1日は“フル稼働”であった。「秋篠宮ご夫妻は国立劇場で歌舞伎『義経千本桜』を鑑賞され、終演後は尾上菊之助さんと懇談されました。また佳子さまは、駒沢オリンピック公園で行われた『日本デフ陸上競技選手権大会』にご臨席、聴覚障害のある選手らと手話で交流なさいました」(同) そして悠仁さまである。この日は伊勢神宮を初めてお一人で参拝され、その後は市内で特別展をご鑑賞。両陛下の重要なご公務の日に、将来のお世継ぎである悠仁さまのご参拝を“バッティング”させることの是非については本誌(「週刊新潮」)でも報じた通りで、先の記者は、「皇嗣職はあくまで『私的ご旅行』だとしていますが、他ならぬ皇嗣職トップの加地隆治大夫が随行していたことから、当日の秋篠宮家のご活動の中で、最も重要なお出ましだったのは明らかです。皇位継承順位2位の悠仁さまが、皇祖神である天照大神を祭る伊勢神宮へ“私的に”参拝なさるなど、説明自体に無理があると言うほかありません」佳子さまお世継ぎアピール 今回の“異例”のお出ましに、とりわけ紀子さまのご意向が反映されていると明かすのは、秋篠宮家の事情を知る関係者である。悠仁さま「日取りなど、皇嗣職が独断で進められる案件ではありません。悠仁さまを大切に育てたいと願われつつ、将来のお世継ぎのアピールに余念がない妃殿下は、お気持ちが前のめりになられるあまり、お振る舞いが裏目に出てしまうケースが少なからず見受けられます」 ともすれば、それが“天皇家と張り合われている”と映りかねないのだ。再受験の外国人の合格率は17% その秋篠宮家に世の批判が向かうきっかけとなったのは、小室さんおよび彼を妄信して二人三脚で祝福なき結婚へとひた走った眞子さんの振る舞いに他ならない。小室さんは目下、司法試験の合否発表を待つ身ながら、眞子さんともどもニューヨーク総領事館の全面的なバックアップを得て“妊活”に取り組んでいるわけだが、先の関係者いわく、「1回目の受験時とは異なり、小室さんはもはや、宮内庁はおろか秋篠宮家にまで、試験の“手ごたえ”について伝えようとはしなくなりました」 とのことで、眞子さんともども、まるでしがらみから解き放たれたかのように二人の世界に浸って暮らしているというのだ。肝心の合否については、やはり英語が母国語でない者にとって狭き門のようで、「昨年7月の試験では、一度で合格した外国人の合格率は46%と、全体の78%を大きく下回りました。ちなみに2回以上の再受験者の外国人ではわずか17%と、紛れもなく難関となっている。加えて小室さんの場合、ロークラークとして働きながらのチャレンジであるため、ハンデは否めません」(在米ジャーナリスト) が、そもそも眞子さんの「国外脱出願望」に寄り添う形で国際弁護士を目指した小室さんが、現在もモチベーションを保てているのかは大いに疑わしく、「仮に小室さんが不合格となった場合、通常ならば勤務先の法律事務所を解雇されても不思議ではありません。とはいえ総領事館としては、将来の天皇の義兄が路頭に迷うような事態など、国の威信をかけても阻止しなければならない。現状では、合否によらず引き続き雇用が保証されていると聞いています」(同)「渡米した時点で見限られた」 一方で先の関係者は、「小室さんが司法試験合格を目指しているのは、弁護士資格を取得することで秋篠宮殿下から“お許し”が出ると信じ込んでいるからなのです」 ところが、それは完全な誤解だという。「彼の最大の非は、母親が引き起こした金銭トラブルを放置し、あげく正当性を主張して居直ったことです。それなのに、資格を取ることで一連の不始末が帳消しになると、今も勘違いしている。そして、そんな振る舞いを眞子さんは積極的に支援してきたわけです」(同) といっても、眞子さん自身の暮らしに甚大な被害が及ぶおそれはなく、「殿下は小室さんの職業や収入の多寡については一切、関心をお持ちではありません。18年夏、トラブルを棚上げしたまま勝手に渡米してしまった時点で、殿下は小室さんを見限られました。そのお気持ちは、今も変わることはありません」(同) 本来は皇室の対極にあるべき“不誠実”“不義理”を地で行く小室さんが、いかに名声を得ようとも、秋篠宮ご夫妻が評価を変えることは決してないのだ。御所に匹敵 さて、ご苦悩の尽きない秋篠宮家に先日、大きな動きがあった。「9月30日、宮内庁は一昨年3月から続いていた秋篠宮家の改修工事が終わったと発表しました。コロナの影響もあって工期は半年ほどずれ込みましたが、建物の延べ面積は約2970平方メートルと、これまでの2倍近くに広がりました。あわせて、秋篠宮家の北側に隣接し、ご一家が会見などで用いられてきた赤坂東邸も整備されたのです」(前出記者) 総工費は約34億6600万円。これとは別に、19年2月に完成し、ご一家が工事中に住まわれていた「御仮寓所」の総工費はおよそ9億8千万円で、こちらは事務所や収蔵庫として活用されるといい、「すべて合わせると、今回の大改修で秋篠宮家に関連する建物の延べ面積は5500平方メートルを超え、昨年6月末に改修された皇居・御所の約5290平方メートルに、匹敵する広さとなりました」 が、このニュースが報じられたのは、折悪しく飲料や食品など6400品目以上が一斉値上げされた10月1日の前日。さっそくネットニュースのコメント欄では以下のような書き込みが……。〈現代のベルサイユ宮殿ですかね。国民が10円20円でヒイヒイ言ってるのに信じられません〉〈税金を使うな。ではなくて、こんなに使わなくては秋篠宮様御一家は暮らせない理由があるなら知りたいし、知らせてほしい〉 前出の記者が続ける。「18年11月のお誕生日会見で秋篠宮さまは、陛下が執り行われる大嘗祭に国費を充てることに異議を唱えられました。『内廷会計(御手元金)で行うべきだ』『できる範囲で身の丈にあった儀式にすれば』などと、独自の見解を披露されたのです。それでも実際の大嘗祭の費用は約24億4300万円と、秋篠宮邸の改修費よりはるかに少なく、庁内では“ご自身の身の丈は……”といった不満の声も上がったのです」「内装に金を多く使ってほしい」 今回、工事が終わったことで、あらためて費用が俎上に載せられたわけだが、こうした“声”は秋篠宮さまもご存知のようで、「30日に行われた皇嗣職のレクには管理部長と工務課長も同席し、“殿下はなるべく改修費を抑えるようにとのご意向だった”などと再三にわたって強調していました。もっとも、全ての工費を合算すると実に44億円余りの税金が注ぎ込まれたことになります。工事の規模が違うとはいえ、御所の改修費は約8億7千万円。対照的な数字となりました」(同) さらに、前出の関係者が明かすには、「宮邸の改修が半年ほど遅れたのは、工事の途中で紀子妃殿下がイレギュラーな“リクエスト”をなさったことも一因です。妃殿下は作業の進捗状況をお確かめになるため、しばしば現場に足を運ばれていたのですが、その際に『内装に金(きん)を多く使ってほしい』と注文なさっていた。何でも、会見などに用いる大きな部屋にお使いになりたいというご意向でした」「国民からの反発は予想できた」 皇室制度に詳しい小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授が言う。「結果として、ご自身のお住まいにこれだけの費用がかかったのですから、“身の丈”発言との整合性が問われることになり、また『兄宮を批判したかっただけなのか』といった疑念も抱かれかねません。工費が公になれば、コロナと物価高に苦しむ国民から反発が出るのは予想できたはず。秋篠宮さまは、国民への歩みよりの仕方を工夫なさったほうがよいのではと思います」 また不合格が濃厚な小室さんについては、「海外にいながら、今なお皇室の品位を落とし続けています。そうした彼の振る舞いが放置されている背景には、秋篠宮さまの管理能力不足といった面もあるのではないでしょうか」 小室さんが、令和皇室にとって「蟻の一穴」となってからでは遅いのだ。「週刊新潮」2022年10月13日号 掲載
10月1日は、皇室にとって節目と言うべき日だった。
「天皇皇后両陛下が、とちぎ国体の開会式に出席されました。コロナの感染状況を勘案して日帰りとなり、往復ともお車という強行軍ではありましたが、両陛下が東京以外へお出ましになるのは2020年1月、埼玉に行幸啓なさって以来のこと。会場の『カンセキスタジアムとちぎ』では、選手団の入場や県民によるダンス演技に拍手を送られていました」(宮内庁担当記者)
両陛下は今月下旬にも「国民文化祭」、そして来月には「全国豊かな海づくり大会」の開会式に出席なさるため、それぞれ泊まりがけで沖縄と兵庫を訪ねられるご予定。検診で前立腺に懸念が生じた陛下が近くMRI検査をされる心配事はあるものの、行幸啓も本格化し、令和皇室はいよいよ再始動を迎えたわけだ。
一方、天皇家に先んじて地方へお出ましされてきた秋篠宮家もまた、1日は“フル稼働”であった。
「秋篠宮ご夫妻は国立劇場で歌舞伎『義経千本桜』を鑑賞され、終演後は尾上菊之助さんと懇談されました。また佳子さまは、駒沢オリンピック公園で行われた『日本デフ陸上競技選手権大会』にご臨席、聴覚障害のある選手らと手話で交流なさいました」(同)
そして悠仁さまである。この日は伊勢神宮を初めてお一人で参拝され、その後は市内で特別展をご鑑賞。両陛下の重要なご公務の日に、将来のお世継ぎである悠仁さまのご参拝を“バッティング”させることの是非については本誌(「週刊新潮」)でも報じた通りで、先の記者は、
「皇嗣職はあくまで『私的ご旅行』だとしていますが、他ならぬ皇嗣職トップの加地隆治大夫が随行していたことから、当日の秋篠宮家のご活動の中で、最も重要なお出ましだったのは明らかです。皇位継承順位2位の悠仁さまが、皇祖神である天照大神を祭る伊勢神宮へ“私的に”参拝なさるなど、説明自体に無理があると言うほかありません」
今回の“異例”のお出ましに、とりわけ紀子さまのご意向が反映されていると明かすのは、秋篠宮家の事情を知る関係者である。
「日取りなど、皇嗣職が独断で進められる案件ではありません。悠仁さまを大切に育てたいと願われつつ、将来のお世継ぎのアピールに余念がない妃殿下は、お気持ちが前のめりになられるあまり、お振る舞いが裏目に出てしまうケースが少なからず見受けられます」
ともすれば、それが“天皇家と張り合われている”と映りかねないのだ。
その秋篠宮家に世の批判が向かうきっかけとなったのは、小室さんおよび彼を妄信して二人三脚で祝福なき結婚へとひた走った眞子さんの振る舞いに他ならない。小室さんは目下、司法試験の合否発表を待つ身ながら、眞子さんともどもニューヨーク総領事館の全面的なバックアップを得て“妊活”に取り組んでいるわけだが、先の関係者いわく、
「1回目の受験時とは異なり、小室さんはもはや、宮内庁はおろか秋篠宮家にまで、試験の“手ごたえ”について伝えようとはしなくなりました」
とのことで、眞子さんともども、まるでしがらみから解き放たれたかのように二人の世界に浸って暮らしているというのだ。肝心の合否については、やはり英語が母国語でない者にとって狭き門のようで、
「昨年7月の試験では、一度で合格した外国人の合格率は46%と、全体の78%を大きく下回りました。ちなみに2回以上の再受験者の外国人ではわずか17%と、紛れもなく難関となっている。加えて小室さんの場合、ロークラークとして働きながらのチャレンジであるため、ハンデは否めません」(在米ジャーナリスト)
が、そもそも眞子さんの「国外脱出願望」に寄り添う形で国際弁護士を目指した小室さんが、現在もモチベーションを保てているのかは大いに疑わしく、
「仮に小室さんが不合格となった場合、通常ならば勤務先の法律事務所を解雇されても不思議ではありません。とはいえ総領事館としては、将来の天皇の義兄が路頭に迷うような事態など、国の威信をかけても阻止しなければならない。現状では、合否によらず引き続き雇用が保証されていると聞いています」(同)
一方で先の関係者は、
「小室さんが司法試験合格を目指しているのは、弁護士資格を取得することで秋篠宮殿下から“お許し”が出ると信じ込んでいるからなのです」
ところが、それは完全な誤解だという。
「彼の最大の非は、母親が引き起こした金銭トラブルを放置し、あげく正当性を主張して居直ったことです。それなのに、資格を取ることで一連の不始末が帳消しになると、今も勘違いしている。そして、そんな振る舞いを眞子さんは積極的に支援してきたわけです」(同)
といっても、眞子さん自身の暮らしに甚大な被害が及ぶおそれはなく、
「殿下は小室さんの職業や収入の多寡については一切、関心をお持ちではありません。18年夏、トラブルを棚上げしたまま勝手に渡米してしまった時点で、殿下は小室さんを見限られました。そのお気持ちは、今も変わることはありません」(同)
本来は皇室の対極にあるべき“不誠実”“不義理”を地で行く小室さんが、いかに名声を得ようとも、秋篠宮ご夫妻が評価を変えることは決してないのだ。
さて、ご苦悩の尽きない秋篠宮家に先日、大きな動きがあった。
「9月30日、宮内庁は一昨年3月から続いていた秋篠宮家の改修工事が終わったと発表しました。コロナの影響もあって工期は半年ほどずれ込みましたが、建物の延べ面積は約2970平方メートルと、これまでの2倍近くに広がりました。あわせて、秋篠宮家の北側に隣接し、ご一家が会見などで用いられてきた赤坂東邸も整備されたのです」(前出記者)
総工費は約34億6600万円。これとは別に、19年2月に完成し、ご一家が工事中に住まわれていた「御仮寓所」の総工費はおよそ9億8千万円で、こちらは事務所や収蔵庫として活用されるといい、
「すべて合わせると、今回の大改修で秋篠宮家に関連する建物の延べ面積は5500平方メートルを超え、昨年6月末に改修された皇居・御所の約5290平方メートルに、匹敵する広さとなりました」
が、このニュースが報じられたのは、折悪しく飲料や食品など6400品目以上が一斉値上げされた10月1日の前日。さっそくネットニュースのコメント欄では以下のような書き込みが……。
〈現代のベルサイユ宮殿ですかね。国民が10円20円でヒイヒイ言ってるのに信じられません〉
〈税金を使うな。ではなくて、こんなに使わなくては秋篠宮様御一家は暮らせない理由があるなら知りたいし、知らせてほしい〉
前出の記者が続ける。
「18年11月のお誕生日会見で秋篠宮さまは、陛下が執り行われる大嘗祭に国費を充てることに異議を唱えられました。『内廷会計(御手元金)で行うべきだ』『できる範囲で身の丈にあった儀式にすれば』などと、独自の見解を披露されたのです。それでも実際の大嘗祭の費用は約24億4300万円と、秋篠宮邸の改修費よりはるかに少なく、庁内では“ご自身の身の丈は……”といった不満の声も上がったのです」
今回、工事が終わったことで、あらためて費用が俎上に載せられたわけだが、こうした“声”は秋篠宮さまもご存知のようで、
「30日に行われた皇嗣職のレクには管理部長と工務課長も同席し、“殿下はなるべく改修費を抑えるようにとのご意向だった”などと再三にわたって強調していました。もっとも、全ての工費を合算すると実に44億円余りの税金が注ぎ込まれたことになります。工事の規模が違うとはいえ、御所の改修費は約8億7千万円。対照的な数字となりました」(同)
さらに、前出の関係者が明かすには、
「宮邸の改修が半年ほど遅れたのは、工事の途中で紀子妃殿下がイレギュラーな“リクエスト”をなさったことも一因です。妃殿下は作業の進捗状況をお確かめになるため、しばしば現場に足を運ばれていたのですが、その際に『内装に金(きん)を多く使ってほしい』と注文なさっていた。何でも、会見などに用いる大きな部屋にお使いになりたいというご意向でした」
皇室制度に詳しい小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授が言う。
「結果として、ご自身のお住まいにこれだけの費用がかかったのですから、“身の丈”発言との整合性が問われることになり、また『兄宮を批判したかっただけなのか』といった疑念も抱かれかねません。工費が公になれば、コロナと物価高に苦しむ国民から反発が出るのは予想できたはず。秋篠宮さまは、国民への歩みよりの仕方を工夫なさったほうがよいのではと思います」
また不合格が濃厚な小室さんについては、
「海外にいながら、今なお皇室の品位を落とし続けています。そうした彼の振る舞いが放置されている背景には、秋篠宮さまの管理能力不足といった面もあるのではないでしょうか」
小室さんが、令和皇室にとって「蟻の一穴」となってからでは遅いのだ。
「週刊新潮」2022年10月13日号 掲載