新型コロナウイルスの第7波や、猛暑による熱中症の増加などで出動要請が相次ぎ、救急隊が苦境に立たされている。地域によっては、予備の救急車まで出動し、やむなく患者の元へ消防車で向かう異常事態になっている。【映像】「朝食は基本抜き」24時間、出動を繰り返す消防隊員のシフト表(画像あり)※16:03ごろ~ 特に埼玉県では、救急搬送困難事案が去年の同じ時期と比べて2.5倍に。絶え間ない出動が続く中、救急隊員たちがコンビニ利用への理解を求めた。 埼玉東部消防組合の会見によると、救急隊員がコンビニで水を買ったり、トイレを利用すると市民から「サボるな」「消防服が不衛生」などのクレームが入ったという。

なぜ命を救うべく勤務している救急隊員が、厳しい目にさらされてしまうのか。救急隊員が苦しまない環境を整えるには何が必要なのか。 昨年3月まで救急隊員として15年勤務した救急救命士で、東北福祉大学助教の福田理絵氏は「以前から休憩が取れない、水分摂取のために『コンビニを利用したい』という要望はあった。しかし、このコロナ禍になってから本当に休憩時間がない。食事を摂る時間がない。署に戻る時間がない」という。 自身も「病院内の売店やコンビニは利用した経験がある。ただ、勤務中は街中のコンビニを普通に利用した経験はない」と話す福田氏。「実態としてクレームを入れる人はそんなに多くはないと思う。数少ないクレームを一つの意見として気にしてしまうのが実情だと思う。クレームを無視すると、余計に話が大きくなっていってしまう。たとえば消防だけではなく、市長宛てにクレームが入ることもある」 救急隊員は、コンビニ以外の施設も使えないのだろうか。「使えないことはないが、やはり救急車で行くと、周りの人は『何かあったのではないか』と思ってすごく気にして、いらぬ注目を浴びてしまう。極力立ち寄ることはほとんどない」 福田氏の説明に、ネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏は「アメリカは、警察官が普通にお店で物を買ったり、飲んだりする。逆にわざと立ち寄るようにして『救急隊もコンビニを使うよね』と思える社会になったほうがいい」と指摘する。 また、ジャーナリストの佐々木俊尚氏も「これは社会全体の問題だ」と警鐘を鳴らす。「公務員が何かやると、至るところにすぐクレームをつける人がいる。いわゆるモンスタークレーマーだ。モンスタークレーマーに対して、我々がノーと言えない状況になってしまっている。それが最大の問題だ。ちょっとしかいない、モンスタークレーマーが、すごくたくさんいるかのように見えてしまって、それに抵抗できない。クレームの電話をするなら、発信元を全部つきとめて、その人の所属や住んでいる場所、名前などが分かるくらいやった方がいい」 佐々木氏は「給料はともかく、救急隊は命を張って大変な仕事をしている。それでも救急隊が『頑張ろう』と思えるのは、きっと市民の期待や支持といった思いがあるからだ。なり手が少なくなるのは、社会にとってかなり損失だ。しょうもないクレーマー、一部の人たちのせいで、社会全体の“いい人”がだんだん失われていく危機に陥っている」とコメント。 その上で佐々木氏は「メディア側の問題もある。特に新型コロナの陽性になると、病院に搬送しても『もう受け入れができない』『病院が満床』『たらい回し』だと報道した。受け入れ先がなくてうろうろして、結局『このくらいの病状だったら入院しないでください』と自宅に戻すケースもある。その後、勝手に救急隊員が、まるで自分の任務を放棄して自宅に戻した、みたいな報道を行うケースが多い」と言及。「何か起きたら、とりあえず医療従事者や救急隊みたいな公務員やお医者さんなど『強者に見えるものを叩いておけばいい』みたいな風潮がある。そうではなく『みんな自分たちのいる場所でぎりぎりまで仕事してるんだよね』と。メディアや世論も気にしたほうがいい」 命をかけて過酷な環境で働く救急隊員たち。実情を知り、理解する姿勢が社会に求められている。(「ABEMA Prime」より)
新型コロナウイルスの第7波や、猛暑による熱中症の増加などで出動要請が相次ぎ、救急隊が苦境に立たされている。地域によっては、予備の救急車まで出動し、やむなく患者の元へ消防車で向かう異常事態になっている。
【映像】「朝食は基本抜き」24時間、出動を繰り返す消防隊員のシフト表(画像あり)※16:03ごろ~ 特に埼玉県では、救急搬送困難事案が去年の同じ時期と比べて2.5倍に。絶え間ない出動が続く中、救急隊員たちがコンビニ利用への理解を求めた。 埼玉東部消防組合の会見によると、救急隊員がコンビニで水を買ったり、トイレを利用すると市民から「サボるな」「消防服が不衛生」などのクレームが入ったという。

なぜ命を救うべく勤務している救急隊員が、厳しい目にさらされてしまうのか。救急隊員が苦しまない環境を整えるには何が必要なのか。 昨年3月まで救急隊員として15年勤務した救急救命士で、東北福祉大学助教の福田理絵氏は「以前から休憩が取れない、水分摂取のために『コンビニを利用したい』という要望はあった。しかし、このコロナ禍になってから本当に休憩時間がない。食事を摂る時間がない。署に戻る時間がない」という。 自身も「病院内の売店やコンビニは利用した経験がある。ただ、勤務中は街中のコンビニを普通に利用した経験はない」と話す福田氏。「実態としてクレームを入れる人はそんなに多くはないと思う。数少ないクレームを一つの意見として気にしてしまうのが実情だと思う。クレームを無視すると、余計に話が大きくなっていってしまう。たとえば消防だけではなく、市長宛てにクレームが入ることもある」 救急隊員は、コンビニ以外の施設も使えないのだろうか。「使えないことはないが、やはり救急車で行くと、周りの人は『何かあったのではないか』と思ってすごく気にして、いらぬ注目を浴びてしまう。極力立ち寄ることはほとんどない」 福田氏の説明に、ネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏は「アメリカは、警察官が普通にお店で物を買ったり、飲んだりする。逆にわざと立ち寄るようにして『救急隊もコンビニを使うよね』と思える社会になったほうがいい」と指摘する。 また、ジャーナリストの佐々木俊尚氏も「これは社会全体の問題だ」と警鐘を鳴らす。「公務員が何かやると、至るところにすぐクレームをつける人がいる。いわゆるモンスタークレーマーだ。モンスタークレーマーに対して、我々がノーと言えない状況になってしまっている。それが最大の問題だ。ちょっとしかいない、モンスタークレーマーが、すごくたくさんいるかのように見えてしまって、それに抵抗できない。クレームの電話をするなら、発信元を全部つきとめて、その人の所属や住んでいる場所、名前などが分かるくらいやった方がいい」 佐々木氏は「給料はともかく、救急隊は命を張って大変な仕事をしている。それでも救急隊が『頑張ろう』と思えるのは、きっと市民の期待や支持といった思いがあるからだ。なり手が少なくなるのは、社会にとってかなり損失だ。しょうもないクレーマー、一部の人たちのせいで、社会全体の“いい人”がだんだん失われていく危機に陥っている」とコメント。 その上で佐々木氏は「メディア側の問題もある。特に新型コロナの陽性になると、病院に搬送しても『もう受け入れができない』『病院が満床』『たらい回し』だと報道した。受け入れ先がなくてうろうろして、結局『このくらいの病状だったら入院しないでください』と自宅に戻すケースもある。その後、勝手に救急隊員が、まるで自分の任務を放棄して自宅に戻した、みたいな報道を行うケースが多い」と言及。「何か起きたら、とりあえず医療従事者や救急隊みたいな公務員やお医者さんなど『強者に見えるものを叩いておけばいい』みたいな風潮がある。そうではなく『みんな自分たちのいる場所でぎりぎりまで仕事してるんだよね』と。メディアや世論も気にしたほうがいい」 命をかけて過酷な環境で働く救急隊員たち。実情を知り、理解する姿勢が社会に求められている。(「ABEMA Prime」より)
特に埼玉県では、救急搬送困難事案が去年の同じ時期と比べて2.5倍に。絶え間ない出動が続く中、救急隊員たちがコンビニ利用への理解を求めた。
埼玉東部消防組合の会見によると、救急隊員がコンビニで水を買ったり、トイレを利用すると市民から「サボるな」「消防服が不衛生」などのクレームが入ったという。

なぜ命を救うべく勤務している救急隊員が、厳しい目にさらされてしまうのか。救急隊員が苦しまない環境を整えるには何が必要なのか。 昨年3月まで救急隊員として15年勤務した救急救命士で、東北福祉大学助教の福田理絵氏は「以前から休憩が取れない、水分摂取のために『コンビニを利用したい』という要望はあった。しかし、このコロナ禍になってから本当に休憩時間がない。食事を摂る時間がない。署に戻る時間がない」という。 自身も「病院内の売店やコンビニは利用した経験がある。ただ、勤務中は街中のコンビニを普通に利用した経験はない」と話す福田氏。「実態としてクレームを入れる人はそんなに多くはないと思う。数少ないクレームを一つの意見として気にしてしまうのが実情だと思う。クレームを無視すると、余計に話が大きくなっていってしまう。たとえば消防だけではなく、市長宛てにクレームが入ることもある」 救急隊員は、コンビニ以外の施設も使えないのだろうか。「使えないことはないが、やはり救急車で行くと、周りの人は『何かあったのではないか』と思ってすごく気にして、いらぬ注目を浴びてしまう。極力立ち寄ることはほとんどない」 福田氏の説明に、ネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏は「アメリカは、警察官が普通にお店で物を買ったり、飲んだりする。逆にわざと立ち寄るようにして『救急隊もコンビニを使うよね』と思える社会になったほうがいい」と指摘する。 また、ジャーナリストの佐々木俊尚氏も「これは社会全体の問題だ」と警鐘を鳴らす。「公務員が何かやると、至るところにすぐクレームをつける人がいる。いわゆるモンスタークレーマーだ。モンスタークレーマーに対して、我々がノーと言えない状況になってしまっている。それが最大の問題だ。ちょっとしかいない、モンスタークレーマーが、すごくたくさんいるかのように見えてしまって、それに抵抗できない。クレームの電話をするなら、発信元を全部つきとめて、その人の所属や住んでいる場所、名前などが分かるくらいやった方がいい」 佐々木氏は「給料はともかく、救急隊は命を張って大変な仕事をしている。それでも救急隊が『頑張ろう』と思えるのは、きっと市民の期待や支持といった思いがあるからだ。なり手が少なくなるのは、社会にとってかなり損失だ。しょうもないクレーマー、一部の人たちのせいで、社会全体の“いい人”がだんだん失われていく危機に陥っている」とコメント。 その上で佐々木氏は「メディア側の問題もある。特に新型コロナの陽性になると、病院に搬送しても『もう受け入れができない』『病院が満床』『たらい回し』だと報道した。受け入れ先がなくてうろうろして、結局『このくらいの病状だったら入院しないでください』と自宅に戻すケースもある。その後、勝手に救急隊員が、まるで自分の任務を放棄して自宅に戻した、みたいな報道を行うケースが多い」と言及。「何か起きたら、とりあえず医療従事者や救急隊みたいな公務員やお医者さんなど『強者に見えるものを叩いておけばいい』みたいな風潮がある。そうではなく『みんな自分たちのいる場所でぎりぎりまで仕事してるんだよね』と。メディアや世論も気にしたほうがいい」 命をかけて過酷な環境で働く救急隊員たち。実情を知り、理解する姿勢が社会に求められている。(「ABEMA Prime」より)
埼玉東部消防組合の会見によると、救急隊員がコンビニで水を買ったり、トイレを利用すると市民から「サボるな」「消防服が不衛生」などのクレームが入ったという。
なぜ命を救うべく勤務している救急隊員が、厳しい目にさらされてしまうのか。救急隊員が苦しまない環境を整えるには何が必要なのか。
昨年3月まで救急隊員として15年勤務した救急救命士で、東北福祉大学助教の福田理絵氏は「以前から休憩が取れない、水分摂取のために『コンビニを利用したい』という要望はあった。しかし、このコロナ禍になってから本当に休憩時間がない。食事を摂る時間がない。署に戻る時間がない」という。
自身も「病院内の売店やコンビニは利用した経験がある。ただ、勤務中は街中のコンビニを普通に利用した経験はない」と話す福田氏。
「実態としてクレームを入れる人はそんなに多くはないと思う。数少ないクレームを一つの意見として気にしてしまうのが実情だと思う。クレームを無視すると、余計に話が大きくなっていってしまう。たとえば消防だけではなく、市長宛てにクレームが入ることもある」
救急隊員は、コンビニ以外の施設も使えないのだろうか。「使えないことはないが、やはり救急車で行くと、周りの人は『何かあったのではないか』と思ってすごく気にして、いらぬ注目を浴びてしまう。極力立ち寄ることはほとんどない」 福田氏の説明に、ネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏は「アメリカは、警察官が普通にお店で物を買ったり、飲んだりする。逆にわざと立ち寄るようにして『救急隊もコンビニを使うよね』と思える社会になったほうがいい」と指摘する。 また、ジャーナリストの佐々木俊尚氏も「これは社会全体の問題だ」と警鐘を鳴らす。「公務員が何かやると、至るところにすぐクレームをつける人がいる。いわゆるモンスタークレーマーだ。モンスタークレーマーに対して、我々がノーと言えない状況になってしまっている。それが最大の問題だ。ちょっとしかいない、モンスタークレーマーが、すごくたくさんいるかのように見えてしまって、それに抵抗できない。クレームの電話をするなら、発信元を全部つきとめて、その人の所属や住んでいる場所、名前などが分かるくらいやった方がいい」 佐々木氏は「給料はともかく、救急隊は命を張って大変な仕事をしている。それでも救急隊が『頑張ろう』と思えるのは、きっと市民の期待や支持といった思いがあるからだ。なり手が少なくなるのは、社会にとってかなり損失だ。しょうもないクレーマー、一部の人たちのせいで、社会全体の“いい人”がだんだん失われていく危機に陥っている」とコメント。 その上で佐々木氏は「メディア側の問題もある。特に新型コロナの陽性になると、病院に搬送しても『もう受け入れができない』『病院が満床』『たらい回し』だと報道した。受け入れ先がなくてうろうろして、結局『このくらいの病状だったら入院しないでください』と自宅に戻すケースもある。その後、勝手に救急隊員が、まるで自分の任務を放棄して自宅に戻した、みたいな報道を行うケースが多い」と言及。「何か起きたら、とりあえず医療従事者や救急隊みたいな公務員やお医者さんなど『強者に見えるものを叩いておけばいい』みたいな風潮がある。そうではなく『みんな自分たちのいる場所でぎりぎりまで仕事してるんだよね』と。メディアや世論も気にしたほうがいい」 命をかけて過酷な環境で働く救急隊員たち。実情を知り、理解する姿勢が社会に求められている。(「ABEMA Prime」より)
救急隊員は、コンビニ以外の施設も使えないのだろうか。「使えないことはないが、やはり救急車で行くと、周りの人は『何かあったのではないか』と思ってすごく気にして、いらぬ注目を浴びてしまう。極力立ち寄ることはほとんどない」 福田氏の説明に、ネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏は「アメリカは、警察官が普通にお店で物を買ったり、飲んだりする。逆にわざと立ち寄るようにして『救急隊もコンビニを使うよね』と思える社会になったほうがいい」と指摘する。 また、ジャーナリストの佐々木俊尚氏も「これは社会全体の問題だ」と警鐘を鳴らす。「公務員が何かやると、至るところにすぐクレームをつける人がいる。いわゆるモンスタークレーマーだ。モンスタークレーマーに対して、我々がノーと言えない状況になってしまっている。それが最大の問題だ。ちょっとしかいない、モンスタークレーマーが、すごくたくさんいるかのように見えてしまって、それに抵抗できない。クレームの電話をするなら、発信元を全部つきとめて、その人の所属や住んでいる場所、名前などが分かるくらいやった方がいい」 佐々木氏は「給料はともかく、救急隊は命を張って大変な仕事をしている。それでも救急隊が『頑張ろう』と思えるのは、きっと市民の期待や支持といった思いがあるからだ。なり手が少なくなるのは、社会にとってかなり損失だ。しょうもないクレーマー、一部の人たちのせいで、社会全体の“いい人”がだんだん失われていく危機に陥っている」とコメント。 その上で佐々木氏は「メディア側の問題もある。特に新型コロナの陽性になると、病院に搬送しても『もう受け入れができない』『病院が満床』『たらい回し』だと報道した。受け入れ先がなくてうろうろして、結局『このくらいの病状だったら入院しないでください』と自宅に戻すケースもある。その後、勝手に救急隊員が、まるで自分の任務を放棄して自宅に戻した、みたいな報道を行うケースが多い」と言及。「何か起きたら、とりあえず医療従事者や救急隊みたいな公務員やお医者さんなど『強者に見えるものを叩いておけばいい』みたいな風潮がある。そうではなく『みんな自分たちのいる場所でぎりぎりまで仕事してるんだよね』と。メディアや世論も気にしたほうがいい」 命をかけて過酷な環境で働く救急隊員たち。実情を知り、理解する姿勢が社会に求められている。(「ABEMA Prime」より)
救急隊員は、コンビニ以外の施設も使えないのだろうか。
「使えないことはないが、やはり救急車で行くと、周りの人は『何かあったのではないか』と思ってすごく気にして、いらぬ注目を浴びてしまう。極力立ち寄ることはほとんどない」
福田氏の説明に、ネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏は「アメリカは、警察官が普通にお店で物を買ったり、飲んだりする。逆にわざと立ち寄るようにして『救急隊もコンビニを使うよね』と思える社会になったほうがいい」と指摘する。
また、ジャーナリストの佐々木俊尚氏も「これは社会全体の問題だ」と警鐘を鳴らす。
「公務員が何かやると、至るところにすぐクレームをつける人がいる。いわゆるモンスタークレーマーだ。モンスタークレーマーに対して、我々がノーと言えない状況になってしまっている。それが最大の問題だ。ちょっとしかいない、モンスタークレーマーが、すごくたくさんいるかのように見えてしまって、それに抵抗できない。クレームの電話をするなら、発信元を全部つきとめて、その人の所属や住んでいる場所、名前などが分かるくらいやった方がいい」
佐々木氏は「給料はともかく、救急隊は命を張って大変な仕事をしている。それでも救急隊が『頑張ろう』と思えるのは、きっと市民の期待や支持といった思いがあるからだ。なり手が少なくなるのは、社会にとってかなり損失だ。しょうもないクレーマー、一部の人たちのせいで、社会全体の“いい人”がだんだん失われていく危機に陥っている」とコメント。 その上で佐々木氏は「メディア側の問題もある。特に新型コロナの陽性になると、病院に搬送しても『もう受け入れができない』『病院が満床』『たらい回し』だと報道した。受け入れ先がなくてうろうろして、結局『このくらいの病状だったら入院しないでください』と自宅に戻すケースもある。その後、勝手に救急隊員が、まるで自分の任務を放棄して自宅に戻した、みたいな報道を行うケースが多い」と言及。「何か起きたら、とりあえず医療従事者や救急隊みたいな公務員やお医者さんなど『強者に見えるものを叩いておけばいい』みたいな風潮がある。そうではなく『みんな自分たちのいる場所でぎりぎりまで仕事してるんだよね』と。メディアや世論も気にしたほうがいい」 命をかけて過酷な環境で働く救急隊員たち。実情を知り、理解する姿勢が社会に求められている。(「ABEMA Prime」より)
佐々木氏は「給料はともかく、救急隊は命を張って大変な仕事をしている。それでも救急隊が『頑張ろう』と思えるのは、きっと市民の期待や支持といった思いがあるからだ。なり手が少なくなるのは、社会にとってかなり損失だ。しょうもないクレーマー、一部の人たちのせいで、社会全体の“いい人”がだんだん失われていく危機に陥っている」とコメント。
その上で佐々木氏は「メディア側の問題もある。特に新型コロナの陽性になると、病院に搬送しても『もう受け入れができない』『病院が満床』『たらい回し』だと報道した。受け入れ先がなくてうろうろして、結局『このくらいの病状だったら入院しないでください』と自宅に戻すケースもある。その後、勝手に救急隊員が、まるで自分の任務を放棄して自宅に戻した、みたいな報道を行うケースが多い」と言及。
「何か起きたら、とりあえず医療従事者や救急隊みたいな公務員やお医者さんなど『強者に見えるものを叩いておけばいい』みたいな風潮がある。そうではなく『みんな自分たちのいる場所でぎりぎりまで仕事してるんだよね』と。メディアや世論も気にしたほうがいい」 命をかけて過酷な環境で働く救急隊員たち。実情を知り、理解する姿勢が社会に求められている。(「ABEMA Prime」より)
「何か起きたら、とりあえず医療従事者や救急隊みたいな公務員やお医者さんなど『強者に見えるものを叩いておけばいい』みたいな風潮がある。そうではなく『みんな自分たちのいる場所でぎりぎりまで仕事してるんだよね』と。メディアや世論も気にしたほうがいい」
命をかけて過酷な環境で働く救急隊員たち。実情を知り、理解する姿勢が社会に求められている。(「ABEMA Prime」より)