政府が9月27日に実施する安倍晋三元首相の国葬の費用として、今年度予算の一般予備費から約2億5000万円を支出する調整を進めていることが分かった。26日にも閣議決定する。政府関係者が明らかにした。
「国葬したら次は岸田」ツイッター投稿か 会社員書類送検 安倍元首相の国葬は日本武道館(東京都千代田区)で開催され、約6400人の参列を想定している。費用は全額国費で賄うことが決まっており、会場の設営や消毒などの新型コロナウイルス対策、献花用の花代などに充てる。

2020年10月に開催された中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬では、2億円弱の経費を政府と同党で折半した。政府は安倍元首相の国葬経費について、「(中曽根氏の合同葬の2億円弱を)一つのメルクマール(指標)として検討している」と野党に説明していたが、足元の物価上昇の影響や、1500人程度を想定した中曽根氏の合同葬に比べて参列者が大幅に増えることなどから、費用も増加する見通しとなった。【村尾哲】
安倍元首相の国葬は日本武道館(東京都千代田区)で開催され、約6400人の参列を想定している。費用は全額国費で賄うことが決まっており、会場の設営や消毒などの新型コロナウイルス対策、献花用の花代などに充てる。
2020年10月に開催された中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬では、2億円弱の経費を政府と同党で折半した。政府は安倍元首相の国葬経費について、「(中曽根氏の合同葬の2億円弱を)一つのメルクマール(指標)として検討している」と野党に説明していたが、足元の物価上昇の影響や、1500人程度を想定した中曽根氏の合同葬に比べて参列者が大幅に増えることなどから、費用も増加する見通しとなった。【村尾哲】