前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が23日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。支持率急落の岸田文雄首相の今後を占った。
番組では内閣支持率がANNの調査で33・1%にまで下落したことを紹介。コメントを求められた舛添氏は「じゃあ次に誰がいいか?って、もう河野太郎ぐらいしか見当たらない。というのは彼はポピュリストだから、逆に上手にやるとポピュリズムに対抗できるかなという希望」と指摘し「岸田さんって静かで温厚でいい人なんだけども、こういう激動のときには向かない。河野太郎はいろいろぶち上げたりするんで、問題はあるんだけども、それを上手に使ってやるしか今の日本で対応できないじゃないか」と分析した。
今後自民党内で犂濺長澆蹐鍬瓩鉾展するか?と聞かれた舛添氏は「支持率がある世論調査だと2割台に落ちてる。2割台というのは黄信号です。1割台になると赤信号で『はい、さようなら』って言われる段階。そこにいつ落ちるか。そこで『はい、さようなら』にしないと、自民党自体が次の選挙で負けるので」と可能性はあるとした。
一方で「だから、なんとしてでも統一教会(問題)をやるしかない。これ成功しなかったら、完全にアウトだと思いますね。だって毎日のように山際大志郎大臣の話が出てる。これテレビのワイドショーから消えなかったら消えないですよ」とも語った。
MCの千原ジュニアから「山際さんはどうさせるおつもりなんですか?」と尋ねられた舛添氏は「彼を辞めさせると、ほかにも同じような案件抱えた大臣みんな辞めないといけない。内閣が空中分解する。だから、辞めさせられないんです。本人も辞めない」と推測していた。