ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)で開催されているハロウィーンイベントに際し、パーク内で露出の激しい服装で撮影をしてInstagramに写真をアップした女性たちがネットで炎上騒動を巻き起こした。
【画像】USJ公式では「仮装など、さまざまな服装でパークを楽しむゲストを歓迎しています」とあるが、そこには注意点もある 彼女たちが身にまとっていたのは、実際にランジェリーショップで販売されている「下着」のようにも見えたことから、「下着ユニバ」という言葉がトレンド入り。USJの公式Twitterでは【お願い】と題して、以下の文章が掲載された。

〈さまざまな仮装でパークを楽しむゲストを歓迎していますが、多くのゲストの安心安全のため、ルールとマナーへのご協力をお願いします。公序良俗に反する服装やパークにふさわしくない過度な露出はお断り、退場いただく場合があります。ご来場前にご確認下さい〉 ネットで批判が殺到し、公式が警鐘を鳴らしたことで、当事者女性の一人がTwitterで〈今後二度とこのような事態を招かぬよう肝に銘じます〉と謝罪するに至った。 今回の騒動について、ネット上には「関係ない人たちが怒るのは筋違い」といった声もあるが、年間パスポートを所有しているパークの常連ファンたちは、どのように感じているのだろうか。 大阪在住で、年パスで週1回は足を運ぶという大学生・Aさん(20歳女性)はこう話す。「私はユニバが大好きで、もはやホームのような存在ですね。子どもの頃からずっと年パスで遊びに行っています。今回の炎上騒動については、正直『自分たちの承認欲求を満たすためにユニバを利用するな!』という不快な気持ちがある。 ハロウィーンイベントの時だけ訪れて、コスプレというのを免罪符に好き勝手するというのはいただけない。エロい格好をして注目されたかったのかもしれないけれど、正直、大阪の地元の人だったら恥ずかしくてできないと思うんですよ。県外からお祭り感覚で来たんじゃないでしょうか」(Aさん)「映える」スポットを独占されるのは迷惑 USJの男性ファンはどう感じているのか。大阪在住の大学生・Bさん(21歳男性)は、友人たちとパークに足を運ぶ機会が多い。「ユニバのハロウィーンって、毎年、けっこう過激な露出をしてる来場者がいるんですよね。ユニバだけじゃなくて、例えばハロウィーンシーズンだと、ひっかけ橋(※難波・戎橋)とかにも露出の激しい女の人たちがいる。やっぱりお祭りだと、脱ぎたくなるのでしょうか? 今の時代って、コンプライアンスとかセクハラとか、すごく厳しい時代ですよね。でも女性の側が過剰に露出をしてイベントにいると、こっちはたとえ興味がなくても目に入ってきますよね。男性が露出をしたら通報されるけど、女性の場合はお咎めなしというのはおかしいと思う」(Bさん) Bさんの大学の友人であるCさん(21歳男性)も、家族で幼少期からUSJに慣れ親しんできた。過剰な露出ファッションについては、不快感を覚えるという。「Twitterで炎上していましたが、一部には『可愛いからOKでしょ?』みたいな投稿もありましたね。でも僕はそう思いません。パークのなかには親子連れも多いですし、カップルもいる。本人たちは自信満々かもしれませんが、見たくないものを見せられる側の気持ちになってほしい。まあ、当事者の方たちも、いずれ今回の出来事が“黒歴史”だったと思うようになるんじゃないですか? それから、純粋にユニバを楽しみたい人にとっては、パーク内を勝手に撮影会場に利用してほしくないというのが本音。『映える』スポットを独占して、ずっとそこで撮影している来場者がいると、他の人たちが楽しめないですから」(Bさん) ハロウィーンイベントは、USJの目玉イベントのひとつだ。「コスプレ」での来場も楽しみ方の一つとして定着しつつあるが、「映え」に熱中するあまり他の来場者に不快な思いをさせてしまっては本末転倒ではないだろうか。
彼女たちが身にまとっていたのは、実際にランジェリーショップで販売されている「下着」のようにも見えたことから、「下着ユニバ」という言葉がトレンド入り。USJの公式Twitterでは【お願い】と題して、以下の文章が掲載された。
〈さまざまな仮装でパークを楽しむゲストを歓迎していますが、多くのゲストの安心安全のため、ルールとマナーへのご協力をお願いします。公序良俗に反する服装やパークにふさわしくない過度な露出はお断り、退場いただく場合があります。ご来場前にご確認下さい〉
ネットで批判が殺到し、公式が警鐘を鳴らしたことで、当事者女性の一人がTwitterで〈今後二度とこのような事態を招かぬよう肝に銘じます〉と謝罪するに至った。
今回の騒動について、ネット上には「関係ない人たちが怒るのは筋違い」といった声もあるが、年間パスポートを所有しているパークの常連ファンたちは、どのように感じているのだろうか。
大阪在住で、年パスで週1回は足を運ぶという大学生・Aさん(20歳女性)はこう話す。
「私はユニバが大好きで、もはやホームのような存在ですね。子どもの頃からずっと年パスで遊びに行っています。今回の炎上騒動については、正直『自分たちの承認欲求を満たすためにユニバを利用するな!』という不快な気持ちがある。
ハロウィーンイベントの時だけ訪れて、コスプレというのを免罪符に好き勝手するというのはいただけない。エロい格好をして注目されたかったのかもしれないけれど、正直、大阪の地元の人だったら恥ずかしくてできないと思うんですよ。県外からお祭り感覚で来たんじゃないでしょうか」(Aさん)
USJの男性ファンはどう感じているのか。大阪在住の大学生・Bさん(21歳男性)は、友人たちとパークに足を運ぶ機会が多い。
「ユニバのハロウィーンって、毎年、けっこう過激な露出をしてる来場者がいるんですよね。ユニバだけじゃなくて、例えばハロウィーンシーズンだと、ひっかけ橋(※難波・戎橋)とかにも露出の激しい女の人たちがいる。やっぱりお祭りだと、脱ぎたくなるのでしょうか?
今の時代って、コンプライアンスとかセクハラとか、すごく厳しい時代ですよね。でも女性の側が過剰に露出をしてイベントにいると、こっちはたとえ興味がなくても目に入ってきますよね。男性が露出をしたら通報されるけど、女性の場合はお咎めなしというのはおかしいと思う」(Bさん)
Bさんの大学の友人であるCさん(21歳男性)も、家族で幼少期からUSJに慣れ親しんできた。過剰な露出ファッションについては、不快感を覚えるという。
「Twitterで炎上していましたが、一部には『可愛いからOKでしょ?』みたいな投稿もありましたね。でも僕はそう思いません。パークのなかには親子連れも多いですし、カップルもいる。本人たちは自信満々かもしれませんが、見たくないものを見せられる側の気持ちになってほしい。まあ、当事者の方たちも、いずれ今回の出来事が“黒歴史”だったと思うようになるんじゃないですか?
それから、純粋にユニバを楽しみたい人にとっては、パーク内を勝手に撮影会場に利用してほしくないというのが本音。『映える』スポットを独占して、ずっとそこで撮影している来場者がいると、他の人たちが楽しめないですから」(Bさん)
ハロウィーンイベントは、USJの目玉イベントのひとつだ。「コスプレ」での来場も楽しみ方の一つとして定着しつつあるが、「映え」に熱中するあまり他の来場者に不快な思いをさせてしまっては本末転倒ではないだろうか。