「皇室自体に閉鎖的な印象を持たれてしまう」 佳子さまの“お相手”探しの障壁となるのは秋篠宮さまの存在か

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秋篠宮家の次女・佳子さま(29)のギリシャご訪問が滞りなく終わった。帰国後、休む間もなく公務に励まれているが、目下、皇室は課題が山積。浮き彫りになったのは「秋篠宮さま」という大きな壁の存在である。【前後編の後編】
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前編では、秋篠宮様がSNSでの情報発信に消極的な姿勢を示されており、その“障壁”ゆえに、国民との距離を縮める機会を逃してしまうことが懸念されていることについて報じた。
「佳子さまが30歳を迎えてご結婚を視野に入れた際、お相手候補から秋篠宮家をはじめ皇室自体に閉鎖的な印象を持たれては、共に人生を送ることにちゅうちょされてしまうことにもつながりかねません」(皇室ジャーナリスト)
奇しくも、佳子さまがギリシャから帰国された今月1日、旧華族の親睦団体「霞会館」の創立150周年の式典が都内で開かれた。
本誌(「週刊新潮」)が6月6日号で報じたように、4月に「霞会館」で島津家の私的会合「錦江会」が開かれ、上皇ご夫妻、それに秋篠宮ご夫妻と佳子さまがお忍びでご出席。公務に励まれる中、なかなか出会いの機会に乏しい佳子さまが、皇室とゆかりの深い出自を持つお相手候補と知り合われる布石ではないか。そう話題になったばかりである。
今回は天皇皇后両陛下が、私的に出席されたことで、改めて皇室の強い絆を大事にされるご様子がうかがえた。
参加者の一人である旧華族の男性に聞くと、
「当日は島津家の方々をはじめ、600名ちかくもの参加者が集まりました。両陛下が来られるため、SPや警察犬まで会場に動員される厳戒態勢の下ではありましたが、参加者同士は旧知の間柄でオープンな会。内緒話などもないし佳子さまのご結婚を話題にする方などいませんでしたよ。もちろん皇室を身近に感じている方も多く、自分の方から名乗り出るなんてことはしませんが、何かしらお役に立てればという気持ちは常に持っています」
皇室解説者の山下晋司氏が言う。
「学生時代とは違いますので一般人との出会いも少なく、社会の目を踏まえれば、ご結婚に至るのはさらに難しいでしょう。旧華族家の人なら社会から特別視されることに慣れているでしょうから、佳子内親王殿下のお立場を理解し、今後の人生を送る力になってくれるかもしれません。『霞会館』はそういう人との出会いの場の一つといえると思います」
ギリシャご訪問を経て女性皇族としての存在感が増すばかりの佳子さまだが、その前途は未知のベールに包まれている。
前編では、せっかく始動した宮内庁のインスタグラムが佳子さまのギリシャご訪問を取り上げていない事情について報じている。
「週刊新潮」2024年6月13日号 掲載

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