伊藤忠商事に「木を切るな」と落書き容疑、男5人を書類送検…明治神宮外苑の再開発に抗議か

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東京・明治神宮外苑の再開発事業を巡り、参画する伊藤忠商事の東京本社(東京都港区)敷地内などに落書きをしたとして、警視庁公安部は14日、30~60歳代の男5人を暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)容疑で東京地検に書類送検した。
公安部は事業への抗議が目的だったとみている。
捜査関係者によると、男らは昨年10月17日、同社敷地内のモニュメントや壁などに赤や青のスプレーで「木を切るな」と落書きするなどした疑い。
警備員が落書きを発見し、同社が警視庁に被害を届け出た。再開発事業は神宮球場と秩父宮ラグビー場を建て替え、超高層ビルなどを建設する計画。大量の樹木の伐採を伴うため、一部から批判の声が出ていた。

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