スト実施のアマゾン配達員ら十数人、契約打ち切り…「一方的で納得できない」

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通販大手「アマゾンジャパン」の商品を扱う長崎県内の配達員ら十数人が、下請け会社から8日付で配達契約を打ち切られた。
打ち切りの通告に反発して3月にストライキを実施するなどしたが、状況は変わらなかった。
配達員は3次下請けに当たる個人事業主。配達員の一部が加入する労働組合によると、1次下請け会社が昨年12月、2次下請け会社に対し、4月8日付で契約終了すると通告した。労組側はストライキを実施するなどして業務継続に向けた調整を求めたが、1次下請け会社から前向きな回答はなかったという。
組合員の男性(50歳代)によると、配達員の多くは別の下請け会社に移ったものの、組合員らには声がかからず、仕事を失うことになった。男性は「一方的な打ち切りは納得できない。アマゾン側も現場の声を聞き、きちんと対応してほしい」と訴えた。

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