市井紗耶香、参院議員繰り上げ当選を「辞退」芸能活動専念へ「今後政治活動を再開する予定はなく」4児の母

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元「モーニング娘。」でタレントの市井紗耶香が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新。公選法違反事件で有罪が確定した柿沢未途前衆院議員の辞職に伴う衆院東京15区補欠選挙(16日告示、28日投開票)で、須藤元気参院議員が無所属で立候補すると表明したことを受け、市井が参院議員に繰り上げ当選となることを「辞退する」と報告した。
市井は「ご報告 いつも温かい応援を頂きありがとうございます」と直筆のメッセージをアップし、「私は令和元年7月に施行された第25回参議院議員通常選挙に当時の立憲民主党から立候補いたしました。この度、須藤元気参議院議員が衆議院東京15区の補欠選挙に立候補するという表明がありました。須藤議員が同選挙に立候補した場合、参議院議員の欠員が生じ、名簿順位の次点である私市井紗耶香が当選となる状況です」と説明。
「ところで私は令和4年1月、とりわけ子育てと選挙活動を両立していくことに厳しさを痛感し、こころやからだの健康面をケアしていくことの大切さも気づかされ、第26回参議院議員通常選挙立憲民主党公認候補として出馬することを辞退した経験があり、またその後今日まで環境がさらに変化する中で、今回の当選については辞退することといたしました」とつづった。
「私としては、今後政治活動を再開する予定はなく、第25回参議院議員通常選挙において付託をいただいた皆さまからのお気持ちを、相応しい方に託すことといたしたく皆さまにご報告致します」と政治活動は行わないとし、「今後も芸能活動等、精一杯頑張って参りますので宜しくお願い致します」とした。
4児の母である市井は2019年7月の参院選に立憲民主党から比例で立候補し、落選していた。22年1月にSNSで「夏の参議院選挙の候補予定者を、辞退させていただくことにいたしました」と報告し、「子育てと選挙活動を両立していくことの厳しさも痛感し、こころやからだの健康面をケアしていくことの大切さも気付かされました」「子どもを抱えて選挙に出ることは本当にハードルが高く、その結果、女性候補者が少ないことも事実です」と育児との両立が困難だったと明かしていた。

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