「とにかくギャーっていう泣き方をしていた」逮捕された母親の実家の大家が聞いた“激しい泣き声”4歳次女殺害事件【news23】

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4歳の次女が有害物質などで殺害された事件。逮捕された母親の実家の大家が取材に応じ、「とにかくギャーっていうような泣き方をしていて。いつまでも泣いてたんです」と、生前の次女に感じた“異変”を明かしました。
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保育園のハロウィーンで、ピンクとブルーの衣装を着て満足そうに笑う細谷美輝ちゃん。この4か月後に4歳で亡くなりました。
美輝ちゃんを知る人「笑顔でこっちに来てくれて、元気いっぱい。人懐っこいってイメージ」
美輝ちゃんに有害物質などを摂取させ殺害した疑いで逮捕された、父親の細谷健一容疑者と母親の志保容疑者。
2~3年ほど前まで、一家は志保容疑者がかつて母親と暮らしたアパートで、たびたび休日を過ごしていました。
記者「志保容疑者が住んでいたアパートは、2023年8月下旬に警視庁による家宅捜索を受けたということです」
一家がアパートに滞在している間、美輝ちゃんの激しい泣き声が頻繁に聞こえてきたそうです。
志保容疑者の“実家”アパート大家「一番下の子(美輝ちゃん)がすごく泣くんですよね。『なんでこの子ばっかり泣くのかな?』って。とにかくもう『ギャーッ』っていうようなね、泣き方してて。いつまでも泣いてるんですよね、結構長く。だから『何で止めないの?』『お母さんも助けないのかしら』とかね、と思ってて」
保育園の送り迎えや台東区とのやりとりでも、表に出てくるのは健一容疑者ばかり。このアパートでも…
志保容疑者の“実家”アパート大家「常に玄関に出てくるのは、健一さん。奥さん(志保容疑者)っていう方が全く出てこなかったですね。部屋もすごい乱雑で片付いていなかったので『人に会うのが嫌なのかな』って。とにかく人を避けるような生き方をしていた。お母さんは(子育てに)全然関与してない、みたいな感じはありましたよね」
2022年、美輝ちゃんは台東区の職員に会うと、こう話しかけてきたそうです。
「新しい靴を見て」
美輝ちゃんの遺体からは、有害物質「エチレングリコール」と抗精神病薬「オランザピン」の成分が検出されています。
このうち「エチレングリコール」については、美輝ちゃんが死亡するまでの1か月間に「エチレングリコール」を含む「不凍液」が購入されたことがわかっています。
逮捕前、2人はこのエチレングリコールについて…
健一容疑者(逮捕前の任意聴取)「家にないし、知らない」志保容疑者(逮捕前の任意聴取)「買っているとすれば、私が買った」
志保容疑者は「オランザピン」について、東京都にこう説明したそうです。
志保容疑者(東京都に対し)「睡眠剤としてネットで購入し飲んでいる。薬は引き出しに入れて保管していた」
取り調べに対し健一容疑者は容疑を否認。志保容疑者は逮捕前、美輝ちゃん殺害について否認し、逮捕後は黙秘に転じているということで、警視庁が引き続き捜査しています。

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