横領の3億6000万円はほぼ全額使われる 「ヤマウラ」の元社員と長男を送検 不正支出は10年で総額26億3000万円余りに【長野】

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駒ヶ根市の「ヤマウラ」の元社員と長男が3億6000万円を横領した疑いで逮捕された事件で16日、2人の身柄が検察に送られました。3億6000万円はほぼ全額使われていたことが分かりました。業務上横領の疑いで逮捕されたヤマウラの元社員で安曇野市の無職、村田浩幸容疑者63歳。その長男で長野市の会社役員、村田俊樹容疑者35歳の身柄が16日、長野地方検察庁伊那支部へ送られました。2人は共謀し去年2月下旬にヤマウラの子会社の預金3億6000万円を、俊樹容疑者が代表を務める会社の口座に振り込み、横領した疑いが持たれています。金はほぼ全額使われていたということです。ヤマウラ側の調査では不正支出は10年にわたり、総額26億3000万円余りに上っています。

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