4歳次女、搬送まで長時間放置か 背中に「死斑」、東京・台東区

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

家宅捜索のため、細谷健一容疑者らの自宅マンションに入る警視庁の捜査員ら=2023年8月、東京都台東区
東京都台東区の自宅で保育園児の次女=当時(4)=を殺害したとして両親が逮捕された事件で、次女が搬送直前まで長時間リビングの床にあおむけで倒れていた疑いがあることが15日、捜査関係者への取材で分かった。背中に皮膚が変色する「死斑」が確認され、その状況から、警視庁浅草署捜査本部は、両親が寝かせたまま放置したとみて調べる。
捜査関係者らによると、次女の細谷美輝ちゃんは生まれた2019年から亡くなる23年までに計6カ所の保育施設を転々とし、施設側が警視庁に美輝ちゃんが不衛生だったと説明していたことも判明。捜査本部は日常的なネグレクト(育児放棄)があったとみている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。