羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突し5人が死亡した事故で、管制官のモニターに滑走路に進入した海保の機体が赤く表示されていたことがわかりました。
【映像】滑走路進入の海保機 管制官のモニターに赤く表示か
事故当時、日本航空機と海保機の双方と交信していた管制官のモニターに、海保機が滑走路に進入したことが赤く表示されていたことが国土交通省への取材でわかりました。このシステムは、着陸機が接近中に滑走路に入った航空機を赤く表示して管制官に注意を喚起するものです。当時、システムは正常で管制官が気づかなかった可能性があります。
事故との関連は運輸安全委員会が調査中ですが、国交省は緊急対策として6日から羽田空港で新たにこのモニターを常に監視する管制官を1人置くということです。（ANNニュース）