未明の歩道橋の欄干に座った女子高生、「助けてください」と声震わせる…駆け付けた女性が後ろから抱え助ける

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歩道橋の欄干に座っていた女子高校生(10歳代)を助けたとして、徳島県警徳島中央署は、徳島市西新浜町の自営業松本彩さん(40)に感謝状を贈った。
同署などによると、8月28日午前4時頃、松本さんが所用で同市の同署津田町交番にいたところ、知人が「歩道橋に人がまたがっている」と助けを求めてきた。
交番から約100メートル離れた歩道橋に自転車で駆けつけると、少女が欄干に座っていた。「どうしたん」と声をかけると、少女は「下りたいんです。助けてください」と声を震わせて答えたため、松本さんが後ろから抱えて下ろしたという。
松本さんは少女を落ち着かせた後、現場に駆けつけた警察官に引き渡した。少女は「足がしびれた」と話していたといい、長時間欄干に座っていたとみられる。
先月31日、同署の多田卓司署長から感謝状を受け取った松本さんは「私も高校生の子どもがいるので、動かずにはいられなかった」と話していた。

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