阪神百貨店で日本一セールスタート 梅田本店では2千人の列

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プロ野球・阪神タイガースが38年ぶりの日本一を達成し一夜明けた6日、阪神百貨店は梅田本店(大阪市北区)などで「祝・日本一 阪神タイガースご声援感謝セール」を始めた。
お買い得商品や福袋などがお目見えし、売り場は朝早くから多くの買い物客でにぎわった。10日まで。
本店では、午前8時半から日本一を祝したセレモニーを開催。球団マスコットキャラクター「トラッキー」らがくす玉を割り、優勝を喜んだ。
開店前には約2千人が列をつくり、急遽(きゅうきょ)開店時間を午前10時から40分前倒しした。来店者らは売り場まで急ぎ足で向かうと、目当ての商品にわれ先にと手を伸ばした。
セールでは球団ロゴ入り商品などの記念グッズが多数登場した。本店地下1階の洋菓子店「クラブハリエ」では、トラの顔などをプリントした特別パッケージのバウムクーヘンを販売。38年ぶりの日本一を記念して「38」や「1」にちなんだ商品も登場した。「和洋酒売場」では優勝記念袋を3800袋用意。化粧品や宝飾品、婦人服などでも福袋や割引商品が並んだ。
8時ごろから並んだという京都市右京区の主婦、才田順子さん(61)はクラブハリエでバウムクーヘンを購入。「家族みんな阪神ファン。無事に買うことができたので、試合の録画を見ながら楽しみたい」と笑顔だった。

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