酔った自衛官、部下殴りまぶた負傷させる…止めに入った隊員はあご骨折で全治1年

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酒に酔って部下2人を殴り、うち1人に骨折の重傷を負わせたとして、陸上自衛隊神町駐屯地(山形県東根市)は26日、第6後方支援連隊の男性3等陸曹(24)を懲戒免職処分にしたと発表した。
蹴り返した男性陸士長(22)は停職5日の懲戒処分となった。処分は同日付。
発表によると、3等陸曹は昨年6月18日午後7時頃から、東根市内の飲食店で部下の陸士長、20歳代男性隊員と酒を飲んだ。同日午後10時過ぎ、タクシーで移動した天童市内の路上で、3等陸曹が悪ふざけで陸士長を殴り、陸士長も3等陸曹の脇腹を蹴り返した。
3等陸曹は、けんかを止めようとした隊員にあごの骨を折る全治1年の重傷を、陸士長に右まぶたが裂ける全治10日のけがを負わせ、同日深夜、当直長に報告したという。
同隊の益子誉一連隊長は「重く受け止めている。隊員に対する指導・教育を徹底し、二度と起こさないようにする」とコメントした。

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