愛子さま、髪型も振る舞いも“雅子さまにそっくり” 「女性皇族として皇后をお支えしたい」と決意の新ファッション

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天皇皇后両陛下と愛子さまは、4年ぶりの那須御用邸(栃木県)でのご静養を満喫されている。8月28日には、近くにある那須どうぶつ王国にご一家そろって向かわれた。
【写真】花柄ワンピに髪は編み込みもされた愛子さま。8月。他、少し切れ込む緑色ブラウス姿の35才の雅子さま、笑顔で話を聞かれる天皇陛下も「ご一家は一般客にまざり、動物たちとのふれあいを楽しまれていました。終始にこやかなご様子で、お手振りもされていましたよ。愛子さまは黒いブラウスにデニムというお召し物で、大人っぽさが際立つ装いでした」(居合わせた人)

ご静養初日の8月21日、愛子さまは、ばっさりと切ったボブヘアを耳にかけられ、両サイドの編み込みがワンポイントになっていた。那須御用邸内での取材で、記者から髪形について問われた愛子さまは、「気づいていただけましたか?」と、茶目っ気たっぷりに笑われた。「(切ったのは)35~36cmです。軽いです。でも首が据わってない感じになりましたけど。シャンプーも楽で」 自然体で微笑まれるそのお姿は、ご婚約当時の雅子さまと瓜二つだった──。 今回のご静養では、愛子さまのお召し物も注目されている。那須に入られた際の愛子さまは、胸元にフリルがあしらわれた、小花柄が印象的なミントグリーンのワンピースを着用されていた。皇室ファッションに詳しい歴史文化学研究者の青木淳子さんは「これまでの愛子さまのお洋服とは趣が異なります」と分析する。「愛子さまはシンプルなデザインで、ナチュラルなお色味のお洋服を選ばれてきたとお見受けします。ところが、今回は総柄で、お色味は緑。お若い頃の雅子さまが着こなされていた、目を引かれるファッションと似通うものを感じます。 ただ、ビジネスウーマンだった雅子さまはビビッドでかっちりしたお洋服を多く選ばれていましたが、愛子さまはパステルでフェミニン寄り。雅子さまのスタイルに華やかさや柔らかさを足された、愛子さまらしさも見せられています。成年され、女性皇族としての一歩を進まれた愛子さまは、“パッと目を引くお洋服を着こなせる”という自信を培われたのではないでしょうか」 今回、新たな一面を披露された愛子さま。そのファッションを紐解くと雅子さまの姿勢と通じる部分がみえてきた。 愛子さまが選ばれたワンピースのブランドは、「サステナブル」(持続可能性)を謳う。サステナブルは、雅子さまが大切にされてきたワードでもあり、昨年のお誕生日に際した文書でも「持続可能な世界を築いていく」ことについて触れられた。 持続可能性への関心の高さは、雅子さまのファッションにも見受けられる。今回のご静養には、30年近く使われているバイカラーのショルダーバッグを持参された。お出ましの際のお召し物は、時折アレンジを加えられて長い期間使われている。「愛子さまがお召しになられたワンピースには『ウオッシャブル』という特徴もあります。家庭でも洗濯が可能ながら、形崩れをしない素材で、長く使うことができる。購入する際には、素材のよいものを選び、時にはリメイクしながら使い続けるという思想が受け継がれているのでしょう」(皇室記者) また、雅子さまと愛子さまのファッションは、「メーカーやブランドが極力わからない」という共通点もある。「2013年の那須でのご静養の際、愛子さまは一目でそれとわかるグッチのバッグをお持ちでした。当時、愛子さまは小学6年生ながら、その価格は約4万円で、大きな話題になった。それ以降、おふたりはブランドが特定されるようなファッションを注意深く避けてこられたように見受けられます」(宮内庁関係者)日本を知らないと根無し草になる 愛子さまは大学ご入学後、日を増すごとにファッションに興味を持たれてきたという。「ラメが光るアイシャドウを使われたり、髪を巻かれたりと、ファッションに関する愛子さまの感度は高まっているように思います。雅子さまとおしゃれについてお話をされる機会も、格段に増えたそうです」(前出・宮内庁関係者) そしてこの夏、大学生活で最後となるご静養で、これまでにないほど雅子さまにそっくりなお姿を披露された。「大学4年生といえば、ご卒業後の進路を意識される時期。将来を思案された愛子さまは、より身近に若き日の雅子さまを感じられて、憧れのようなお気持ちで、彷彿とさせるような内巻きのボブカットにされたのではないでしょうか。それでいて、雅子さまと異なり、前髪を作られて、“ご自分らしさ”を表現されています」(前出・皇室記者) 愛子さまは現在、学習院大学文学部日本語日本文学科に通われており、夏休み中も卒業論文のご準備に熱心に取り組まれている。放送作家のつげのり子さんは、愛子さまの学部選択には雅子さまの影響があったと分析する。「雅子さまはお父様が外務省に勤務されていた関係で、幼少期を長く海外で過ごされました。そのためか、お母様には『海外にいるからこそ、日本の文化と歴史を深く知らないと根無し草になってしまう』という教育方針があったそうです。雅子さまもその重要性を認識され、ハーバード大学在学中には日本文化を広めるご活動をされていました。 そうした雅子さまのお考えを理解されている愛子さまは、将来的な留学や海外公務の可能性を鑑みて、日本を深く知ることができる学部に進学されたのではないでしょうか」 最終学年を迎えられた愛子さまが目の当たりにされたのが、今年6月の雅子さまの21年ぶりの国際親善のための海外訪問だった。訪問前こそご体調が心配されたものの、インドネシアに入られてからの雅子さまのご活躍は堂々たるものだった。「雅子さまが皇后として国際親善をされるお姿を拝見し、愛子さまの感慨もひとしおだったでしょう。天皇ご一家は、5月に即位5年と結婚30年を記念した特別展を鑑賞されています。そこで愛子さまは、若き日の輝かれていた雅子さまを改めて認識された。誰よりもお近くで雅子さまを支えられてきた愛子さまだからこそ、インドネシア訪問を終えられた雅子さまに対して、憧憬の思いを持たれたに違いありません。 今回の愛子さまの装いは、女性皇族として皇后を支えたいという、ご自身の将来を見据えた強いご決意の表れのように思えます」(皇室関係者) 8月31日、陛下は行事のため、おひとりで東京・皇居に戻られた。母娘水入らずのお時間で、おふたりは何を語らわれるだろう。※女性セブン2023年9月14日号
「ご一家は一般客にまざり、動物たちとのふれあいを楽しまれていました。終始にこやかなご様子で、お手振りもされていましたよ。愛子さまは黒いブラウスにデニムというお召し物で、大人っぽさが際立つ装いでした」(居合わせた人)
ご静養初日の8月21日、愛子さまは、ばっさりと切ったボブヘアを耳にかけられ、両サイドの編み込みがワンポイントになっていた。那須御用邸内での取材で、記者から髪形について問われた愛子さまは、「気づいていただけましたか?」と、茶目っ気たっぷりに笑われた。
「(切ったのは)35~36cmです。軽いです。でも首が据わってない感じになりましたけど。シャンプーも楽で」
自然体で微笑まれるそのお姿は、ご婚約当時の雅子さまと瓜二つだった──。
今回のご静養では、愛子さまのお召し物も注目されている。那須に入られた際の愛子さまは、胸元にフリルがあしらわれた、小花柄が印象的なミントグリーンのワンピースを着用されていた。皇室ファッションに詳しい歴史文化学研究者の青木淳子さんは「これまでの愛子さまのお洋服とは趣が異なります」と分析する。
「愛子さまはシンプルなデザインで、ナチュラルなお色味のお洋服を選ばれてきたとお見受けします。ところが、今回は総柄で、お色味は緑。お若い頃の雅子さまが着こなされていた、目を引かれるファッションと似通うものを感じます。
ただ、ビジネスウーマンだった雅子さまはビビッドでかっちりしたお洋服を多く選ばれていましたが、愛子さまはパステルでフェミニン寄り。雅子さまのスタイルに華やかさや柔らかさを足された、愛子さまらしさも見せられています。成年され、女性皇族としての一歩を進まれた愛子さまは、“パッと目を引くお洋服を着こなせる”という自信を培われたのではないでしょうか」
今回、新たな一面を披露された愛子さま。そのファッションを紐解くと雅子さまの姿勢と通じる部分がみえてきた。
愛子さまが選ばれたワンピースのブランドは、「サステナブル」(持続可能性)を謳う。サステナブルは、雅子さまが大切にされてきたワードでもあり、昨年のお誕生日に際した文書でも「持続可能な世界を築いていく」ことについて触れられた。
持続可能性への関心の高さは、雅子さまのファッションにも見受けられる。今回のご静養には、30年近く使われているバイカラーのショルダーバッグを持参された。お出ましの際のお召し物は、時折アレンジを加えられて長い期間使われている。
「愛子さまがお召しになられたワンピースには『ウオッシャブル』という特徴もあります。家庭でも洗濯が可能ながら、形崩れをしない素材で、長く使うことができる。購入する際には、素材のよいものを選び、時にはリメイクしながら使い続けるという思想が受け継がれているのでしょう」(皇室記者)
また、雅子さまと愛子さまのファッションは、「メーカーやブランドが極力わからない」という共通点もある。
「2013年の那須でのご静養の際、愛子さまは一目でそれとわかるグッチのバッグをお持ちでした。当時、愛子さまは小学6年生ながら、その価格は約4万円で、大きな話題になった。それ以降、おふたりはブランドが特定されるようなファッションを注意深く避けてこられたように見受けられます」(宮内庁関係者)
愛子さまは大学ご入学後、日を増すごとにファッションに興味を持たれてきたという。
「ラメが光るアイシャドウを使われたり、髪を巻かれたりと、ファッションに関する愛子さまの感度は高まっているように思います。雅子さまとおしゃれについてお話をされる機会も、格段に増えたそうです」(前出・宮内庁関係者)
そしてこの夏、大学生活で最後となるご静養で、これまでにないほど雅子さまにそっくりなお姿を披露された。
「大学4年生といえば、ご卒業後の進路を意識される時期。将来を思案された愛子さまは、より身近に若き日の雅子さまを感じられて、憧れのようなお気持ちで、彷彿とさせるような内巻きのボブカットにされたのではないでしょうか。それでいて、雅子さまと異なり、前髪を作られて、“ご自分らしさ”を表現されています」(前出・皇室記者)
愛子さまは現在、学習院大学文学部日本語日本文学科に通われており、夏休み中も卒業論文のご準備に熱心に取り組まれている。放送作家のつげのり子さんは、愛子さまの学部選択には雅子さまの影響があったと分析する。
「雅子さまはお父様が外務省に勤務されていた関係で、幼少期を長く海外で過ごされました。そのためか、お母様には『海外にいるからこそ、日本の文化と歴史を深く知らないと根無し草になってしまう』という教育方針があったそうです。雅子さまもその重要性を認識され、ハーバード大学在学中には日本文化を広めるご活動をされていました。
そうした雅子さまのお考えを理解されている愛子さまは、将来的な留学や海外公務の可能性を鑑みて、日本を深く知ることができる学部に進学されたのではないでしょうか」
最終学年を迎えられた愛子さまが目の当たりにされたのが、今年6月の雅子さまの21年ぶりの国際親善のための海外訪問だった。訪問前こそご体調が心配されたものの、インドネシアに入られてからの雅子さまのご活躍は堂々たるものだった。
「雅子さまが皇后として国際親善をされるお姿を拝見し、愛子さまの感慨もひとしおだったでしょう。天皇ご一家は、5月に即位5年と結婚30年を記念した特別展を鑑賞されています。そこで愛子さまは、若き日の輝かれていた雅子さまを改めて認識された。誰よりもお近くで雅子さまを支えられてきた愛子さまだからこそ、インドネシア訪問を終えられた雅子さまに対して、憧憬の思いを持たれたに違いありません。
今回の愛子さまの装いは、女性皇族として皇后を支えたいという、ご自身の将来を見据えた強いご決意の表れのように思えます」(皇室関係者)
8月31日、陛下は行事のため、おひとりで東京・皇居に戻られた。母娘水入らずのお時間で、おふたりは何を語らわれるだろう。
※女性セブン2023年9月14日号

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