迷惑系の仕業ではなかった! 丸亀製麺「うどんにカエル混入」のてん末

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迷惑系の仕業かとも思われたが…。うどんチェーンを展開する丸亀製麺は23日、長崎の諫早店でテークアウト用に販売した「丸亀シェイクうどん」のカップ容器にカエルが混入する問題があったと発表した。
同商品は16日から販売開始され、ドリンクのような容器に入ったうどんをシェイクし、手軽に食べられると各SNSで好評を博していた。
ところがユーザーが21日、容器の底にカエルが入っていたとする画像と動画をツイッターに投稿した。ツイートには「振った後に食べて最後の方まで気づかなかった。食べる前には気をつけて」と記載。同商品の話題性や、食べかけのうどんの底でカエルが手足を動かしている衝撃は大きく、瞬く間に拡散され大きな話題となっていた。
今年に入って、回転ずしをはじめとする飲食店で迷惑行為が相次ぎ、社会問題と化しているとあって、ネット上では「事実なら企業の信用問題に関わりますけど大丈夫ですか?」「怪しい」とカエルうどんもネタの一つではないかと勘繰られていた。
ところが、丸亀製麺はこの日、「原材料(野菜加工工場)由来の混入と判断した」と発表。事件が発生した店舗や商品名を載せ「多大なるご心配とご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
このところ飲食店は迷惑系による被害ばかりが注目されていたが、牛丼チェーンでのゴキブリ混入や、居酒屋チェーンの鍋に大量の虫が付着するなど異物や虫の混入事件は日常茶飯事に起きている。今回は「うどんの中にカエル」という突拍子もない組み合わせで、迷惑行為だと判断するユーザーが多かったようだが、単なる自爆劇。丸亀製麺は同商品をPRするキャンペーンを中止する事態に追い込まれた。

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