石川・能登地方6日からの雨で土砂災害の危険高まる

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おととい、震度6強を観測した石川県能登地方では、きのうからの雨で土砂災害の危険が高まっていて、一部の地域には現在も避難指示が出されています。現場から中継です。
斜面の崩落があった珠洲市正院町です。距離をとって安全な場所からお伝えします。
昨夜は屋内にいてもはっきりと雨音が分かるほどの大粒の雨が降っていましたが、きょうは朝から断続的に弱い雨が降っています。
こちらの斜面では、大きな岩や木の一部が住宅にまで達していて、中腹には今にも落ちそうな岩も残っています。
珠洲市はきのう、土砂災害の危険性が高いとして、740世帯1630人に避難指示を発表しました。県や市では、けさから、がけ地をパトロールしていて、被害が広がっていないか確認を進めています。
市内では水を吸いやすく崩れやすい珪藻土でできた斜面も多いのですが、こちらの斜面が崩れたのは初めてだということです。
近くに住む40代の男性は、不安はあるが、結局ここが自宅だから住むしかないと複雑な思いを話してくれました。
このあとも引き続き雨が降る予報となっています。土砂災害には十分警戒が必要です。

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