診療と称しわいせつ行為 容疑でクリニック院長逮捕 小型カメラ内蔵眼鏡で撮影も

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診療と称して20代の女性患者にわいせつ行為をしたとして、警視庁捜査1課は8日、準強制わいせつ容疑で、東京都豊島区の「大塚南口駅前脳神経内科クリニック」の院長で医師、西田隆容疑者(54)=同区南大塚=を逮捕した。
調べに対し、「悪いことをした覚えはない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は、令和3年10月25日午後、クリニック内の診療室で婦人科の診療と称して、必要がないのに女性患者の下半身を約1時間にわたって触るなどのわいせつ行為をしたとしている。
捜査1課によると、クリニックは西田容疑者1人で運営。長時間の触診を不審に思った女性が警視庁に相談し、事件が発覚した。西田容疑者は小型カメラを内蔵した眼鏡でわいせつ行為の様子を撮影していたとみられ、押収した私用パソコンには複数の女性患者に対し、診療では必要としない部位を触るなどの行為を撮影した動画が保存されていた。
西田容疑者は「苦情を申し立てられた場合に自分の診察が正当であることを担保するためだった」と供述。捜査1課は余罪についても調べを進める。

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