デヴィ夫人の名指し「老害」に宗男氏猛反発「老害はあなた」「文句あるなら言ってこい」ウクライナめぐり批判の応酬

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ロシアから侵攻を受けているウクライナを訪問し、支援物資を届けたタレントのデヴィ夫人(82)。
帰国後、ロシアに一定の理解を示す森喜朗元首相(85)と鈴木宗男参院議員(74)を“老害”などと批判したのに対し、30日、宗男氏が猛反発した。
「デヴィさんにね、あなたが老害じゃないですかと」
日本政府が退避勧告を出しているウクライナ。デヴィ夫人は、首都キーウや民間人への虐殺があった近郊の町ブチャの病院などを訪問。防寒着やオムツなどの支援物資を届けた。
デヴィ夫人:ウクライナを民主主義の墓場にさせることは絶対にできない。
デヴィ夫人がウクライナへの支援を行う中、森元首相は都内の会合で日本政府のウクライナ支援について「こんなにウクライナに力入れちゃっていいのかなと。ロシアが負けるということはまず考えられない。そういう事態になれば、もっと大変なことが起きる」と疑問視するような発言をした。
デヴィ夫人は帰国後、ツイッターを更新し、森元首相とロシアと太いパイプを持つ鈴木宗男議員を名指しで批判した。
「森元首相と鈴木宗男は老害以外の何者でもない。プーチンと写真を撮ったから“トモダチの国”を非難するな、自分が日露の外交を拓いたから、と馬鹿を言う。」(デヴィ夫人のツイッターより)
鈴木宗男氏はデヴィ夫人から受けた批判について、FNNのインタビューに応じ反論した。
鈴木宗男参院議員:デヴィさんにねそっくりのしをつけてあなたが老害じゃないですか?と言いたいです。今、「ウクライナ善でロシア悪だ」という竹を割ったような論調になっていますけれども、ケンカにはもともと何が原因かというその元があるのではないんでしょうか。私はその議論がないことが不幸なことだと思っています。
鈴木宗男氏はデヴィ夫人と直接会って議論したいと話している。
鈴木宗男参院議員:私は逃げも隠れもしませんから、文句があるなら言ってこいと。歴史の勉強はあなたよりも私がしているということ。同時に政治家としてその外交の現場に立ってきたんだということ。一般的な外交に立ち会っていない人と訳が違うということを、私はきちっと説明したいと思います。
批判の応酬の今後が注目される。
(「イット!」1月30日放送)

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