刺した女性の夫と“不倫関係” 殺人未遂罪で起訴の女(35)「殺意なかった」

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去年4月、金沢市内のアパートで寝ていた女性を刃物で刺したとして、殺人未遂などの罪に問われている35歳の女の裁判員裁判が金沢地裁で始まり、女は殺意がなかったとして、争う姿勢を示しました。
この事件は、去年4月12日の夜、金沢市有松のアパートの1室で寝ていた30代の女性を包丁で刺したとして、富山県砺波市の介護福祉士・佐藤果純被告(35)が殺人未遂などの罪に問われているものです。
金沢地裁で26日、初公判が開かれ、佐藤被告は殺意はなかったとして、争う姿勢を示しました。
検察側は、佐藤被告が同じ富山県内の介護施設で勤務する女性の夫と不倫関係になり、寝ていた女性を複数回突き刺すなど、計画的に犯行に及んだと主張。
これに対し弁護側は、佐藤被告が女性を傷つけるつもりしかなく、傷害罪が成立するとしたうえで、仮に殺人未遂罪でも犯行を途中で止めていることから、刑を軽くするよう求めました。
26日午後は女性の証人尋問が行われ、判決は来月15日に言い渡されます。

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