「湯が出ない」水道管凍結で問い合わせ相次ぐ 40℃のお湯でゆっくり溶かして「ちょろちょろ出し」も有効

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強烈な寒波は東海地方にも襲来し、岐阜県の飛騨地方や三重県全域で大雪になりました。この影響で、水道管の凍結も相次ぎました。
25日、名古屋市上下水道局の北営業所では、電話の受付時間を通常より1時間半前倒しにして凍結の問い合わせなどへの対応に当たりました。 凍結した場合は、タオルを巻いて40℃ほどのお湯でゆっくり溶かすと、水道管の破裂を防ぐことができます。 北営業所では、午後2時までに水道管の凍結に関する問い合わせが、21件あったということです。 「10年に1度の寒波だと色んなところで報道されていたので、対策をどうすればいいのかという問合せを事前にいただいたこともあり、想定より凍ったという問合せに関しては少ないと思います」(名古屋市上下水道局 北営業所 新谷修平さん)
一方、上下水道の修繕センターには「西区で水道管の破裂。今は元栓で閉めている」など、寒さで水道管が破損してしまったという問合せが相次ぎました。 名古屋市中村区にある住宅では、「手を洗おうとしたらお湯が出なくて、お風呂場から覗いたら水でびしゃびしゃだった」と言います。 修繕を行った工事店によると、凍結により破損した可能性が高いといいます。 「ベランダにある水道管などはタオルを巻いたり、対策をテレビのニュースで言ったりしていたので、全部やったんですけど、ここの水道管だけ気が付かなった…」(住民) 工事店は、「朝一の依頼は保育園で、蛇口が凍結して壊れてしまった」ということです。
名古屋市上下水道局によると、気温が-4℃以下になると、水道管凍結の恐れがあるといいます。 26日も東海地方では、岡崎や四日市など最低気温が-4℃以下と予想されるところもあり、凍結に注意が必要です。 凍結を防ぐためには、水道管の蛇口の付け根の部分にタオルを巻き、タオルが濡れて凍らないように、ビニールテープなどで固定するほか、水をちょろちょろと出し続けるといった対策も有効だということです。 (1月25日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)

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