「悪臭の中で年の瀬、正月とは・・・」鳥インフル殺処分後に悪臭放つ池 県が水抜き作業開始 鹿児島

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

鹿児島県出水市で、殺処分したニワトリを埋めた場所の近くにあるため池から悪臭がする問題で、県は29日から池の水を抜く作業を始めました。
出水市野田町下名の農業用のため池では、鳥インフルエンザの発生で殺処分した養鶏場のニワトリなどが近くに埋められたあとから、水が消石灰で白くにごり、今月10日ごろから悪臭がひどくなっていました。
周辺の住民から早急な対応を求める声が相次ぎ、県は29日から池の水をくみ上げて抜く作業を始めました。
(下餅井自治会 山口敬次会長)「住民は悪臭の中で年の瀬、正月を迎えるのがいちばんのネック。前の状態に早く戻してほしい」
(県畜産課 田中和宏課長)「ため池にこのような問題が生じているのは非常に深刻。一刻も早くこの状況を改善したいと思っている」
池の水を抜く作業は30日も行われる予定です。
(2022/12/29 16:58)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。