港区の飲食店で赤痢菌による食中毒、2000年以降で東京都内初…7日間の営業停止処分

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東京都は16日、港区の飲食店「トムボーイ赤坂店」を利用した3組の男女計5人(28~34歳)が赤痢菌による食中毒を発症したと発表した。
うち1人が一時入院したが、現在は全員快方に向かっているという。都内での赤痢菌による食中毒の発生は、統計を取り始めた2000年以降初めて。
発表によると、5人のうち4人が7月31日、残る1人が8月1日に同店で調理された料理をそれぞれ食べた後、下痢や腹痛などの症状を訴えた。港区のみなと保健所の調査で、うち2人から赤痢菌が検出された。5人に共通する行動は同店での食事だけだったため、保健所が赤痢菌による食中毒と断定した。
港区は、同店を16日から7日間の営業停止処分とした。

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