兵庫県の斎藤知事と幹部職員が交わした1年分のチャットの履歴を調べたところ、やり取りの半数近くにあたる約2000件が深夜・休日などに行われていたことが、JNNの取材で分かりました。 兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑をめぐっては、告発文書の中に「知事からのチャットによる時間お構いなしの指示が矢のようにやってくる」などとの指摘があり、百条委員会が調査しています。 関係者によりますと8月、非公開で行われた証人尋問では、一人の幹部職員が「知事がチャットで深夜や休日に思い付き・不要不急の指示を出し、『即レス』を求めてくる」などと証言したということです。

JNNは、知事と幹部職員が交わしたチャットの履歴の調査結果を独自に入手。2023年4月から2024年3月までの1年間で、知事が送信者または受信者となっている投稿は全部で4885件あり、このうち半数近くにあたる2165件の投稿が、深夜・休日などの業務時間外に送られていたことが分かりました。4日朝、知事は・・・(兵庫県・斎藤元彦知事)「幹部職員ということもあって、(私に)気持ちの甘えがあったと思っていますので、そこは負担に思われた幹部職員にはおわび申し上げたいと思います」6日(金)には知事の2回目の証人尋問が行われる予定です。