タス通信などによると、日本時間18日午前4時10分頃、ロシア極東のカムチャツカ半島の南東沖を震源とする地震が発生した。
地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・0と推定されている。ロシア非常事態省は、津波警報は発令されていないと発表した。
ロシア科学アカデミー地球物理学サービスの現地支部が伝えた。推定値では、カムチャツカ半島のペトロパブロフスク・カムチャツキーで震度6を観測した。
当局によると、住民からは家具が倒れたり、食器棚から食器が落ちたりしたなどの報告が出ているという。

この地震をめぐり、気象庁は午前4時39分に太平洋沿岸に津波予報(若干の海面変動)を出す一方、同5時7分の地震情報で、「日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれないが、被害の心配はない」と発表した。