小林製薬の紅麹サプリをめぐる問題で、健康被害を訴える人への本格的な補償の受付がきょうから始まった。
小林製薬の紅麹サプリでは、死亡した109人について摂取との因果関係を調べていて、470人が腎障害などで入院した。
これまで医療費などが支払われてきたが、きょうからは精神的苦痛への慰謝料や休業補償が新たに加わった本格的な補償が始まった。
摂取後に体調不良を訴えた男性は、被害者への情報提供が不十分なことなどから、今後の対応にも不安を示す。
サプリ摂取して体調不良となった内藤隆一さん:後の対処が悪すぎるわけですよ。ちゃんと被害者患者に寄り添うことをやってほしい、それだけなんですよ。
補償は、専用のコールセンターで受け付けている。