埼玉県こども動物自然公園(東松山市)は、飼育していたコアラの雄の「ピリー」(6)と雌の「ハニー」(10)が死んだと発表した。死因は調査中という。2頭の死亡で同園のコアラは4頭(雄1頭、雌3頭)になった。
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ピリーは1カ月ほど前から食欲が低下し、13日に死亡。一方、ハニーは2カ月前から顎(あご)に腫れがあり、15日に死亡したという。
2頭とも同園で生まれた。ピリーはマイペースで物おじしない性格、ハニーはユニークな顔立ちで、来場者らの人気を集めていたという。
同園は「コアラの健康管理の徹底と繁殖に努めていく」と話している。【仲村隆】