自宅で妻の娘(8)を暴行し、内臓に大けがを負わせたとして、和歌山県警和歌山東署は21日、和歌山市、レンタカー回送業の男(35)を傷害容疑で逮捕した。
男は「言うことを聞かなかったので暴力を振るった」と容疑を認めているという。
発表では、男は5月10日午後3時頃~5時40分頃、娘の腹部などを数回蹴り、十二指腸に穴が開くなど、約1か月間の入院が必要な大けがをさせた疑い。娘は緊急手術を受けた。
同署によると、男は妻と、妻の息子(10)、妻の娘と4人で暮らしていた。当時、妻は外出中だったという。児童相談所から「虐待の恐れのある子どもが入院している」と連絡を受け、同署が捜査していた。
娘は「以前から暴力を受けていた。兄も暴力を振るわれていた」などと話しており、同署は日常的な虐待がなかったかを調べる。