秋田県大仙市の路上で5月31日夜、集金業務中の男性が背後から襲われて現金を奪われたとされる事件で、大仙署は13日、事件は男性の虚偽だったと発表した。
同署は、軽犯罪法違反(虚偽申告)や偽計業務妨害の疑いも視野に、男性の動機などを調べている。
同署の発表によると、男性は5月31日午後10時15分頃、「後頭部に衝撃を感じ、バッグに入れていた現金がなくなった」と同署に通報。同署は何者かが男性を襲って現金を奪ったとみて現場周辺で聞き込みを行っていたが、捜査の過程で13日、改めて男性に話を聞いたところ、虚偽で通報したと申し出たという。