「高いバナナ」と「安いバナナ」は、何が違うのでしょうか?甘さでも、産地でもない、バナナの値段の秘密を教えてもらいました。
ヨーグルトやシリアルとの相性抜群。朝の食事だけでなくデザートでも楽しめる、甘くておいしいバナナですが、スーパーなどでは100円程度のお手軽なものから、倍以上する値の張るものまでありますよね。
高いバナナと安いバナナ。その値段の違いは、何だか知っていますか?
バナナの値段の違いは、何なのか?甘さ?それとも品種?
そこでバナナの生産・販売大手ドールのバナナ部で働く住谷さんに聞きました。
環境って、どういうこと?
甘さの違いでも、品種の違いでもない、そこには明確な決まりがありました。
高いバナナと安いバナナの違いは何?バナナのプロが教えてくれました。
高いバナナと安いバナナの値段の違いは、「産地の標高の違い」だったのです。一体、どういうことなのでしょうか?
ドールでは標高500メートル以上を高地栽培の高いバナナ、標高250メートル以下を低地栽培の安いバナナとしています。
安いバナナが10カ月ほどで出荷できるのに対し、高いバナナは1年3カ月ほどかかるそうです。
栽培期間が長いため肥料や人件費などコストもかかり、より値段が高くなるのです。
気になる高地栽培の値段の高いバナナの味は…?
ちなみに、低地栽培のいわゆる安いバナナは高地栽培よりもさっぱりした味のため、スポーツの後の栄養補給などにも食べやすく、おすすめだそうです。