神奈川県相模原市は4日、市内の公園で遊具の金具が破断し、遊んでいた11歳の児童3人が打撲や捻挫などの軽傷を負ったと発表した。
市によると、3日午前9時40分頃、同市中央区弥栄の淵野辺公園遊具広場の「つり橋遊具」で5人の児童が遊んでいたところ、手すり部分のロープをつる金具が変形し、破断した。橋上にいた5人のうち女児2人が高さ約2メートルの位置から地上に落下し、額の打撲や足の捻挫で軽傷。男児1人は足がロープに絡まり、すり傷を負った。残る2人にけがはなかった。
公園の指定管理者が3月21日に点検した際、金具のゆるみが確認され、締め直していた。
市は3日、遊具の使用を禁止した。製造会社が原因を調べている。