群馬県高崎市の踏切で9歳の女の子が列車と衝突して死亡した事故で、列車の運転士が「子どもが飛び出してきた」と話していることが分かりました。
6日午前9時前、高崎市山名町にある上信電鉄の踏切で、9歳の女の子が高崎行きの列車にはねられて死亡しました。
警察や上信電鉄などによりますと、踏切には遮断機と警報機がなく、女の子は祖父と一緒に踏切の近くで犬の散歩をしていたとの情報もあるということです。
列車の運転士は「子どもが飛び出してきた」と話していて、踏切から50メートル以上進んだ所でようやく止まりました。
当時、時速70キロほどが出ていて、警察などが事故の状況を詳しく調べています。