神戸市中央区にある焼き鳥店で食事をした20~50代の男女5人が下痢や腹痛などを訴え、うち3人からカンピロバクターが検出されました。市は食中毒と断定し、4月9日まで3日間の営業停止を命じました。 神戸市によりますと、3月29日に中央区内の事業所から「社員8人が焼き鳥店で食事をしたところ、22日からうち4人に発熱や下痢などの症状がでている」と市の保健所に届け出があったということです。 8人は中央区にある焼き鳥店「備長炭火焼鳥たまるや」を3月19日に宴会で訪れ、20日からうち5人(20~50代の男女)が下痢、腹痛などの症状が出たということです。5人はいずれも快方に向かっています。 8人は鳥の刺身5種盛り(ささみ、肝、ずり、心臓、ムネ)、鶏のから揚げ、焼き鳥などを食べていました。 市は5人のうち3人からカンピロバクターが検出されたこと、発症状況がカンピロバクター食中毒の症例と一致していることなどから、焼き鳥店での食事を原因とする食中毒と断定しました。 市は焼き鳥店に対して4月7日から3日間の営業停止を命じました。